医療法人社団　寿明会 うきま歯科医院

結婚がターニングポイントです。もともと「歯科医師になりたい」という夢がありましたが、大学を卒業してすぐ結婚しました。結婚後は医療事務や受付の仕事をしていました。
しかし、子供の中学受験の際、私も一緒に勉強を始めたことがきっかけで「勉強が好きだからもう一度大学に行きたい」と思うようになり、夫の理解と協力のもと歯学部へ進んだ結果が今に至ります。
年齢関係なく、いつまでも夢は忘れてはいけないと思いました。あの時一緒に勉強をした子供も、今では医師になっています。当時、私は夢を叶えないまま結婚をしましたが、結婚をして子供と夫のおかげで歯科医師になる夢を叶えることができたと言っても過言ではありません。

できるだけ削らず、歯を残す治療方法です。削ったり抜いたりすることは容易ですが、どのような治療をしても天然歯に勝るものはなく、可能な限り天然歯を残してあげたいと考えています。
人間の治癒力に感心することばかりで、残した歯が「しっかりと残ろう」と頑張ってくれます。抜かずに保持してよかったと思えるよう、これからも患者さまに天然歯の大切さをお伝えしてきたいです。

患者さまの痛みや悩みを解消し、笑顔でお帰りいただきたいと思っています。当院の歯科医師とスタッフ全員が「患者さまは自分の家族だと思って治療をする」という考えのもと治療を行う方針です。家族や恋人に接するのと同じように愛情を持って向き合うことで、患者さまも心を開いてくださり信頼関係を築くことができます。
近隣にお住まいだった方が遠方に引っ越されたにもかかわらず、何時間もかけて通院してくださっていることを知った時はとても感動しました。誠意を込めることで、患者さまも私たちに向き合ってくださいます。これからも気持ちを込めた診療を大切にしていきたいです。

変わったことは、世間の歯への意識が高くなったことです。以前は1から10まで説明していた内容でも、今の時代はたくさんの情報が飛び交っています。患者さまはすでに知っている情報を補うために来院され、それに対してさらに詳しい説明を行います。皆さまのデンタルIQの高さには驚かされるばかりです。

ほかには、全体的に虫歯と歯周病の方が少なくなりました。予防歯科に注力される方が増え、80歳で20本の歯を目指す取り組みもあるからだと思います。現在は局所的な治療ではなく、お口から全身の健康まで考えたトータル治療が主体になってきました。「肌を見るように毎日歯も見てください」とお伝えし続けてきた結果、実行してくださる方が増え、患者さまが率先してメンテナンスに参加する時代が変わってきているように思います。

変わらないことは歯科医院に対しての恐怖心です。幼少期のトラウマを引きずる方や怖い先生に怒られてしまった経験を持つ方などがいらっしゃいます。当院は、恐怖心を与えず、通いやすい歯科医院を目指しています。アットーホームな雰囲気で、ていねいに気持ちを込めて対応しますので、気兼ねなくお越しください。

明るくて優しく、元気な可愛いスタッフたちばかりです。痛い、怖いと気持ちが沈んでいる患者さまもスタッフから元気をもらい、明るい気持ちになってくださると嬉しいです。

日々成長するための教育に力を入れてきました。言葉遣い、マナー、清掃など細かなところもすべて向上心を持って取り組むことで成長していきます。

器具や販売しているデンタルグッズは、実際に使用してもらうことで、よい点・悪い点や患者さまにおすすめする際の説明をしっかりできるようにしています。月に一度、院内で勉強会を行って、情報共有や問題点の解決策について話し合い、コミュニケーションを深めています。

食育に注力していただきたいです。食べ物を美味しいと感じる味覚を鍛えることや、よく噛むことで唾液の分泌を促すことが大切です。唾液には歯を守る成分も含まれています。
家庭での食事と日頃のケアがお子さまへの歯に大きな影響を与えます。私にも息子が２人いますが、どちらも虫歯を発症させず育てることができました。同じ親として、歯科医師としてお役に立てることがありますので、お子さまの歯で何かお困りのことがありましたらご相談ください。

小さな頃から本を読むことが大好きでしたので、今でも本は読みます。ほかには、お酒を飲んだりご飯を作ったりして家族と楽しい時間を過ごしていますね。料理が好きなのでお酒に合うものや家族が喜ぶものを作ります。家族の笑顔を見ることが私にとって癒しの時間です。

お子さまに対しての予防歯科に力を入れていきたいと考えています。お子さまは歯の管理ができないため、親御さまが意識して予防を行うことが大切です。
乳歯から永久歯に生え変わるから問題ないと思っている方も多いですが、0歳から歯科教育は始まっています。
また、お子さまに「怖い」と思わせない歯科医院でありたいです。小さな頃に歯科医院に対してトラウマを持つと、大人になっても通いづらいままです。今の時代は研究が進み、味がするフッ素を塗布することもできるため、喜んで診療チェアに座ってくれるお子さまもいらっしゃいます。小さな頃からの教育がお子さまの将来にも関わってきますので、私どもと一緒に予防に取り組みましょう。