こだわり｜梅川歯科医院

当院では、患者さまのご希望に沿った治療を提案します。まずはいろいろなお話をして患者さまとの距離を縮め、なんでも相談しやすい関係を作ることを大切にしています。その上で、患者さまのご希望を引き出し、それに沿った治療計画を作ります。言葉だけで説明するのではなく、口腔内カメラやモニター、模型、パンフレットなども使って、今後どうなる可能性が高いのか、どんな治療方法があるのかなどをお話しし、患者さまに選んでいただけるよう工夫しています。

時々、「歯医者さんで歯を抜かれてしまった」という患者さまがいらっしゃいます。抜かれたという言葉には、歯科医院で抜こうと言われから仕方なく、という意味が含まれているように感じます。そのため当院では、患者さま自身がすすんで治療に参加していただき、「歯医者さんに抜いてもらいました」と言っていただけるような治療を目指しています。

お子さまを育てていらっしゃる親御さまは、とかくご自身の歯までお手入れが行き届かないことがあります。当院ではそのような親御さまにも、ゆっくりと歯科治療をお受けいただけるように、子育て経験のある保育士のスタッフがお子さまをおあずかりしています。また、待合室に設置してある水槽の生物をお子さまにご覧いただくことによって、情操教育がはぐくまれます。

当院は地域密着型の「町の歯医者さん」をイメージしており、親子3代、家族ぐるみで通う患者さまがたくさんいらっしゃいます。そのため虫歯や歯周病などの治療、それに伴う被せ物や詰め物、入れ歯、小さなお子さまのための治療など、さまざまな治療内容に対応できるように努めています。

中でも母の代から通院していただいている年配の患者さまから、入れ歯を作って欲しいという要望を多くいただくため、入れ歯作りには力を入れています。入れ歯は若いころから勉強をしてきましたので、自信がある分野です。また、患者さまとは、いろいろな話の中から生活習慣なども聞き出すようにしています。生活習慣の中にお口の環境を悪くする要因があれば、改善のアドバイスも行います。

痛みを軽減するための細めの注射針をはじめとして、接着剤なども価格にこだわらず、試してみてよいと思われるものは治療に取り入れています。

新しい歯科学の見識や治療法を日々の治療の場に加味しています。収集した新しい歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどの情報のご提供もさせていただきます。

当院では技工所と提携して入れ歯や義歯を作製しています。患者様のニーズに応じて材料を選んで入れ歯をおつくりし、ご家庭のだんらんの場でお役に立っている光景を思い浮かべるときが、歯科医師としてのよろこびであり、やりがいを感じる瞬間です。

当院では進化する歯科医療に対応するため、より良い治療結果が期待できるもの、試してみて良かったと思ったものは、取り入れるようにしています。当院で導入したものでは、位相差顕微鏡や虫歯診断装置があります。位相差顕微鏡は、自分のお口に存在する細菌を見ることができるものです。現在のお口の環境や、治療後の様子を患者さまにご確認いただいております。

虫歯診断装置は、本当に虫歯かどうかを0から99の段階で判断するもので、より良い診断を行えるようになりました。これらの機器によって、患者さまによりご納得いただける治療を提供していきたいと考えています。

また、感染症が広がったり、B型・C型肝炎に感染したりしないよう、患者さまのお口に入れる器具は一つひとつ滅菌してパッキングしています。グローブなどは使い捨てとし、整理整頓を心がけて院内感染防止に務めています。