歯周病の予防では、まず歯周病の基本的な検査を行います。そして歯石を取り除くスケーリングを行い、1週間様子を見ます。
1週間後に再度検査と、必要に応じてより深い部分の歯石を取り除くルートプレーニングをしていきます。さらに1週間から2週間後、検査で問題がなければ、セルフケアの指導を行います。
また、歯と歯茎の隙間の歯周ポケットが4ミリ以上であれば、麻酔をして歯肉の中の隠れた歯石を取り除く外科処置を行い、歯周病の悪化を防ぐことも可能です。外科処置後、2週間以上空けてから、再検査を行い、必要に応じてレーザー治療を受けていただきます。
その後は歯科検診によって、お口のクリーニングとルートプレーニングを受けていただき、良い状態を維持していきましょう。また、ご家庭でも歯周病の進行を予防できるように、歯科衛生士によるブラッシング指導も受けていただいています。