失った歯を補う治療法として主に挙げられるのは「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント(※)」の三つです。それぞれに異なった特徴がありますが、周囲の歯に負担をかけず本来の歯のような使用感を得られるという観点から、インプラントは入れ歯やブリッジの欠点を補える方法だと考えています。
治療に際しては、歯科用CTによる検査を通して、隣の歯との位置関係、顎骨の厚みなどを確認した上で治療計画を立てていきます。そしてインプラントの埋入位置・角度をシミュレーションし、衛生管理の行き届いた環境でスピーディーに処置を進めていきます。
インプラント治療においては術後の管理も大切です。口腔内が不衛生だったり過度な力が加わったりすると、歯周組織に炎症が生じる「インプラント周囲炎」を引き起こします。インプラントと他の歯を守っていくため、ぜひ定期的なメンテナンスを続けていきましょう。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントは各メーカーで構造が違うため、治療に使用する器具やメンテナンス方法が変わってきます。インプラントには定期的なメンテナンスが必要となるので埋入した歯科医院とは長い付き合いになりますが、その医院の閉院やご自身の引越しなどによって、やむを得ず転院となる可能性もあります。そこで次の歯科医院にてメンテナンスを受ける際にインプラントの種類が分からなければ、場合によっては対応してもらえないかもしれません。
多くの医院にて採用されているインプラントであれば、レントゲン撮影によって特定することができ、修理や交換といったサポートをメーカーから受けられるでしょう。そのため皆さまには、なるべく普及率が高いインプラントを選んでいただき、そのメーカーを把握しておいていただきたいと考えています。
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