治療内容｜渡辺歯科医院

当院はここ柏で長く診療をしています。正直にきちんとして治療を行って、いろいろな話をしてこれからも地元の繋がりを大切にしたいです。父の代からやっておりますが、父もここが地元であり、隣の中学校出身で同級生もいますし、そういった繋がりを大切にしたからこそ、長く続けることができ地域の人々を結びつけているのだと思います。そして繋がりを大切にし、まじめにやることも大前提です。

私だけではなく、スタッフも全員地元ですので、働いている方が知り合いで世間話もしますので、居心地が良く来やすいと思います。

若い人は治療をしに来たり検診などに来たりしますが、世代的にはやはりご年配の方が多い気がします。ご年配の方は30年通っている方が多いので話をしてもすぐ分かってくれますが、お子さまですと、説明する際は気をつけるようにしています。

お母さまにしっかり分かってもらうように説明します。小学校に入るまでくらいでしたら、お母さまが仕上げ歯磨きをする、お母さまがしっかり磨くように言うなどお子さまのお口の状態を気にかけてあげる必要があります。

予防する上で、2、3カ月に一度検診に来てもらっています。半年後では、先すぎて患者さまも困ってしまいますが、2、3カ月後でしたら、皆さま予約をとってくれるので、この間隔にしています。

予防は、歯周病が進行していないかどうか、早い段階で気付けるように来ていただいています。患者さまは歯を磨くことがメインだと思っているかもしれませんが、私はいかに悪くなっていないかを診ているので、クリーニングは二の次に考えています。

歯周病の治療の基本はまず、汚れを落とすことです。歯周病はばい菌が原因ですが、基本歯がなくなる病気です。歯は歯茎に埋まっていますが、歯茎は皮膚なので、歯茎が支えているのではなく顎の骨が支えています。歯周病は歯茎が腫れるのではなく、支えている骨が溶ける病気で、支えている骨が溶けてしまうことで歯が抜けます。その歯を溶かしてしまうばい菌はプラークという歯垢の中にいます。少しの歯垢の中に1億個いるといわれているので、お口の中には何百億のばい菌がいることになります。その歯垢や歯石などの汚れを落とし、ゼロにするのは無理ですが、正常な値までに下げることが必要です。

患者さまは歯石をとるといったら歯をきれいにするためだと思っていますが、私たちは治療のために落としています。きれいにするための治療ではなく、治療したらきれいになったということが大切であり、そのために歯垢や歯石がたまってしまうので、定期的にメンテナンスをしてもらいたいと思っております。