根管治療の治療内容｜掛川歯科医院

虫歯治療のために歯科医院に通い続けるのが面倒という言葉を耳にすることがよくありますが、細菌感染してしまった根管を治療するにはある程度の日数がかかります。治療を途中でやめてしまうと再び細菌感染を起こしてしまい、最悪の場合には歯を失ってしまうこともあります。そうならないためにも根気よく治療を受けることが大切です。

根管治療は、最初に根管長測定器という物を使って神経の長さを測定します。長さを把握しておくことによって根の先に与えてしまう刺激を減らすことができ、痛みを抑えた治療を行うことができます。長さを把握したら器具を使って、細菌感染している歯髄や感染歯質を実際に取り除いていきます。根管内の歯質にも細菌はあるので、その部分も削り取っていきます。一通り削り取ったら、薬液を使って根管内の洗浄・消毒を行います。根管の中をきれいにしたら根管内に薬を入れ、その状態で三日から一週間ほど仮封をしておきます。この一連の流れを繰り返し、根管内をきれいにできたら専用のシーリング材で充填します。最後に根管を土台にしてかぶせ物を作ったら治療完了となります。