お子さんの歯科検診の場合は、通常スケーリング(歯石除去)の必要性はありませんので、ブラッシング指導を行います。あとは、永久歯もしくはもろくて虫歯になりやすい乳歯にフッ素塗布、初期の虫歯または溝の噛み合わせの深い部分にはシーラントを行っていきます。
お子さんにブラッシング指導する時は、8歳未満のお子さんに関しては基本的にはお母さんに側にいていただき、ご一緒に見ていただきます。8歳以上になれば1人でも構わないですが、お子さんの治療は基本的には一緒に入っていただいた方がスムーズな治療となることが多いです。お母さんには、ブラッシング指導時に「染め出し」をして見ていただき、「こういうところに磨き残しがありますので気をつけてください」という形で指導します。
近年増えているのが、歯並びに関する悩みです。柔らかいものばかり食べていると顎が十分に鍛えられず、歯がきれいに生えそろうだけのスペースがないという可能性も考えられます。
お子さまがイスに座って食事をしている場合、足が床につく状態で食事をしていただくように指導してます。足が宙ぶらりんの状態でものを食べると噛んでも力が入らず、うまく噛めません。お子さまの足が床につかない場合は台座などを置いて、きちんと足がついた状態で噛んでいただくようにお願いしています。うまく噛めないままの状態が続きますと顎の成長にも影響が出て、歯列不正の原因にもなります。
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