治療内容｜北24条ターミナル歯科

歯医者で嫌な思いをした経験のある人は予想以上に多いようです。そのため、実際には歯の健康に関心を持っているにも関わらず、歯医者から遠ざかってしまう人も少なくありません。歯医者が怖くて虫歯や歯周病が気になっても放置しておいてしまうのは、とても残念なことと言えるでしょう。当院では、歯医者として求められるのは、患者さまが通いやすい雰囲気づくりではないかと考えています。歯科医師だけではなくスタッフも含め、患者さまに優しい歯医者でありたいと思います。歯医者での治療は一度で終わらないことも多いため、最後までつらく感じることがなく、緊張せずに通えるように優しい雰囲気づくりにこだわっていきたいと考えています。

患者さまがリラックスできる環境づくり
当院では、歯科医師やスタッフで優しい雰囲気をつくっていくことをモットーにしていますが、人の他に環境づくりが大切であると考えています。リラックスできる環境づくりの一貫として、医院内ではクラシック音楽を中心にBGMを流しています。また、絵を飾るなど、落ち着きとやすらぎを目標とした環境づくりに努めております。また、患者さまがゆったりと治療を受けられるよう、治療台につきまして、１台１台の間にはゆったりとした間隔を取っております。

当院では虫歯の治療だけではなく、予防診療にも力を入れております。また、一般診療における歯周病の予防や治療だけではなく、小児歯科においても歯肉炎の予防から治療まで行っております。子どものうちから歯やお口の中に関心を持つことはとても大切です。早いうちから関心を持ち予防することが、長い年月において歯や歯ぐきの健康を維持することに繋がります。歯や歯ぐきにトラブルを感じてから関心を持つ方も多いのですが、予防診療は特にお子さまに受けていただきたいと思います。
フッ素およびキシリトール
一度、虫歯になってしまうと元の状態に戻すことはできませんので、大切なのは虫歯の予防であると言えるでしょう。虫歯の予防方法としてはいろいろありますが、シーラントもその一つとしてあげることができます。お子さまの歯の予防では、フッ素やキシリトールもよく使用されます。しかしフッ素の場合、剥がれてしまうと再び塗布する必要があります。またキシリトールの場合は、虫歯の活動を抑えることができますが、虫歯の予防になるとは言えません。

「毎日、ブラッシングしているのに虫歯になってしまう」「丁寧に磨いているつもりなのに、磨き残しがあって、きれいに磨けない」など、うまく磨けていないと朝・昼・晩と歯みがきを行っていても虫歯や歯周病になってしまうかもしれません。「どんな歯ブラシを選べばいいのか」「自分に合った歯ブラシは何か」「磨いているつもりでも磨けていない」「子どもが歯磨きを嫌がる」など、どんなことでも構いませんので、気になることは何でもお尋ねください。

子どもの歯の虫歯予防では、フッ素塗布による方法がよく使われます。フッ素で歯をコーティングすることにより、食べかすや汚れが歯につきづらくすることで予防する方法です。成長した永久歯は、歯の表面がしっかりとしているので特にフッ素塗布をしなくても大丈夫なのですが、永久歯に比べると子どもの歯は虫歯になりやすいのです。そのため、フッ素を塗布することによって虫歯の予防を行います。定期的にフッ素塗布を行うことで、虫歯を予防することができます。お子さまの歯の予防のためにフッ素塗布を行いたいと関心がある方は、ぜひご相談ください。

シーラントでは奥歯の噛み合わせのようにフッ素が塗りにくい部分にも使用できます。具体的には、シーラントを行う歯にレジンを貼り付ける方法です。レジンというのは虫歯の治療で歯を削ったときに、その部分につめるものですが、シーラント処理を行うことで虫歯を予防することができます。子どもの第一大臼歯に行うことが多い方法です。大人も同様に歯みがきが上手にできない場所は虫歯になりやすいのですが、子どもの場合は自分で歯の管理をするのは難しく、特に奥の歯には歯ブラシが届きづらいため、虫歯になってしまいやすいという傾向があります。正しい歯みがきを行うことも大切ですが、磨きづらい部分に関しては虫歯予防のためシーラントで予防することもおすすめします。

当院では、ホームホワイトニング（※）も対応が可能です。ホームホワイトニングはご自宅において毎日2時間程度、ホワイトニングの薬液を専用のトレーに添加して、歯に装着する方法でホワイトニングを行っています。毎日繰り返すことで少しずつ薬液が浸透していき、歯がだんだん白くなっていきます。歯の色や性質によっても異なり、ゆっくりと白くしていく方法ではありますが、歯の内部まで白くしていくことができます。

メタルボンドクラウン（※）は虫歯の治療のあとをきれいにする方法の一つです。特に大きな虫歯の場合に有効な方法です。メタルボンドクラウンでは、歯の表面を削って金合金の薄いキャップにセラミックを焼き付けたかぶせ物を取り付けます。中身については金属なのですが、見えている部分についてはセラミックを貼り付けているため、目立ちにくいのも特長のひとつです。メタルボンドクラウンの場合、保険治療で用いるクラウンよりも材質が優れているため、自然な歯の色を再現することができ、変色することもないことがメリットと言えるでしょう。また、強度に関しても強いため、多く利用されます。

ハイブリッドセラミックス（※）とはセラミックスと硬いプラスチックを混ぜたもので、費用を抑えて銀歯を白くしたい場合に適しています。金属を使わないで治療が可能になりますので、歯が黒く変色したり、金属アレルギーが起きないというメリットがあります。セラミックスほどの自然感はありませんが、奥歯など、露出の少ない歯におすすめです。
現在、美容診療として、補綴物（被せ物等）を銀歯から白い補綴物に変更を希望される方には、メタルボンドやハイブリッドセラミッククラウンなどをご提案させていただいております。

ノンクラスプデンチャー(※)
当院にはたくさんの高齢の患者さまもお見えになります。そのため、患者さまの中には義歯のトラブルやお悩みでいらっしゃる方も多いようです。美容診療というと、あまり義歯には関係がないように思われていらっしゃるのではないでしょうか？義歯においてもバネを使わない、自然に見える歯を求めている方がたくさんいらっしゃいます。特に、義歯の場合、「喋っているときに金属のバネが見えるのが嫌だ」という方が少なくありません。「金属のバネが見えてしまうために人前で笑うことができない」という方もいらっしゃいます。
そのため、当院では、金属を使用しない義歯、ノンクラスプデンチャー（※）もおすすめしています。ノンクラスプデンチャーであれば、義歯でありながら自然な白い歯を実現してくれます。ご使用の義歯では不満な点やトラブルが多いという方は、ぜひご相談ください。

白い歯は自由診療治療でしか行えないからとあきらめてしまう方が少なくありません。しかし、保険内でもできる白い歯もございます。もちろん自由診療治療の歯の場合と違い、デメリットもございます。しかし、だからと言って、白い歯をあきらめる必要はありません。「白い歯にしたいけれど費用的な面からあきらめている。」という方がいらっしゃいましたら、まずは気になる点についてお気軽にご相談ください。これまで保険内では白くできないとあきらめていた歯も、実は白くできる可能性があるかもしれません。


※自由診療です。料金は料金表を確認してください。