ひらいしデンタルクリニック

治療を行うにつれて、患者さまのお口の中がきれいになっていく様子が見られた時はやりがいを感じます。また、日々そうして治療を行っていく中で、スタッフが成長していることが感じられた瞬間はうれしいです。さまざまな患者さまを診ていて、時にスタッフ同士で意見を出し合う姿を見ていると、自分たちで成長を助け合っていることが感じられ、非常にうれしく思います。

また、治療だけでなく、患者さまへの対応やお話がスムーズになったり、歯科医師の指示を待つのではなく逆に自分から提案をしてくれる時もあります。こうして医院全体で、患者さまによりよい治療をご提供ができるように日々努力しています。

歯科治療は、何よりも患者さまが緊張せずに落ち着いて治療を受けられることが大切だと思っています。そのため、院内でアロマをたき、BGMも歯科医院をイメージさせないようにポップな音楽をかけることもしています。そして、患者さまのプライバシーに配慮するべく、治療室は完全個室になっています。

歯科医院としては、悪くなった歯を治療することはもちろんですが、その後はいつまでも健康な歯を維持していただきたいという思いがあります。そのため、少しでも歯に対する意識を持っていただけるような取り組みを行っています。

当院では、患者さまがご自身のお口の状態を撮影した資料などをいつでも確認できるように、資料をファイルにまとめてお渡ししています。資料を手元に置いていただくことで歯の健康を意識し、日頃からご自身でケアを行っていただきたいと考えています。

患者さまが歯科医院に来られるのは、数ヶ月に1度という周期になります。その間も歯をきれいな状態で保つためには、ご自身でしっかりと歯磨きを行っていただくことがとても重要になります。

当院では、治療の中でもセルフケアのトレーニングを行っています。トレーニングに時間を割くため、歯をしっかり治療するまでにご来院いただく回数は増えます。しかし、そうして正しいセルフケアの方法を身につけていただければ、生涯で歯科医院を必要とする回数を減らすことにつなげることができるでしょう。

いつまでも長く健康な歯でいただくためには、セルフケアはとても大切だということを患者さまに日々お伝えしています。

唾液から患者さまのお口の状態を調べることができる検査システムを導入しています。

主に唾液に混じった細菌の種類や数を調べることで、虫歯や歯周病がどれだけ発症しやすいかが分かります。口内全体の健康状態が分かることで、患者さまの予防に対するモチベーションも上げることができると考えています。

検査結果はグラフで表示されるほか、唾液に含まれた細菌や成分について分かりやすく記録されます。この結果も患者さまにお渡ししていますので、ご自宅でゆっくりとご自身のお口の状態と向き合っていただけるような体制をとっています。

自分で考える力とそれを行動に移す力があるというところです。それぞれが意見を持ち寄って、知識や技術を高め合っています。その向上心は、特に自慢できるポイントだと感じています。

また、治療時は患者さまのためにどう動けばいいかということをしっかり考えてくれているとも感じています。患者さまに治療や予防に対する意識付けを行う上で、スタッフがこのように行動してくれていることはとても大切ですね。

スタッフと信頼関係を築けていると感じているので、あまり厳しく指導はしていません。基本的には、スタッフ皆の思うように動いてもらっています。

働きやすい職場でもあるようで、長く務めているスタッフも多くいます。そのため、いつご来院いただいても顔なじみのメンバーがいるので、そこに通いやすさを感じていただける患者さまもいらっしゃるようです。

今後は、ご来院いただく患者さまの年代別に細かく分けた治療プログラムを作成したいと考えています。治療方法や予防の仕方など、年齢によって適した内容は変わってきます。

今後は歯科医院そのものも、力を入れる治療内容によって経営体制も変わってくると私は考えています。例えば、日中お仕事をされている方に向けて夜中でも診療を行う歯科医院があれば便利です。また、ご年配の方を視野に入れるのであれば、リハビリ施設を併設した歯科医院も増えるかもしれません。

こういった、歯科医療全体の変化にもすぐに対応できるような歯科医院を目指しています。

ご年配の方はお口だけでなく全身に何か病気を抱えていて、体の自由が利かない方も多いことがあります。そのような方でも気兼ねなく歯科治療を受けていただけるように、バリアフリーにしました。ほかにも、有事に備えて自動体外式除細動器(AED)を備えています。

また、治療中に体調が変化した場合でもすぐに対応できるように心電図や酸素も準備しています。歯科医院の設備面も充実させることで、患者さまの負担や心配、さまざまなリスクを軽減できるように努めています。

趣味であるスノーボードを滑りに行っています。中でも、長野や静岡の雪山に行くことが多いです。

スノーボードは大学生時代からやっているのですが、滑りに行く時は数日雪山のロッジにこもって連日滑っています。ボードも2枚持っていて、趣味としてはかなり本格的だと私自身思っています。