栗林歯科医院(治療フロア)

当院は、「診療の透明化」「心のサポート」「しっかりとした知識と技術」の三つを柱として、お口の健康をサポートすることを、モットーにしています。

「診療の透明化」として、患者さまが見られないお口の中をレントゲンやカメラで撮影し、プリントアウトした上で資料としてお渡しいたします。また、一つの治療法だけでなく複数の選択肢があることや、各期間や費用についても、明確な説明を行っています。

「心のサポート」では、ていねいなカウンセリングから診療を開始し、その際に得た情報をスタッフ同士でしっかりと共有しています。そうすることで、患者さまがされたくないことや、過去に体験した嫌な経験などを当院内で繰り返さないよう心がけることが可能です。

さらに、「しっかりとした知識と技術」として、お口全体のことを考えた包括的な治療を重視しています。歯科医師をはじめスタッフ全員が症例を学び、治療技術の向上に努めました。その他、検査機器も適宜に入れ替えることで、細かな検査をした上での治療を可能としています。患者さま一人ひとりに合った診療チームを組んで、患者さまに納得感を持って治療を続けていただけるよう、お口の健康サポートを行わせていただきます。

初診の患者さまに対しては、どのようなお口の悩みがあって当院にいらしたのかを詳しくお聞きして、患者さまが抱えている問題を最初に改善することを心がけています。さらに、そのトラブルが起こった原因を追求し、今まで学んできた知識を基に、お口の中のばい菌の量を定期的にはかり、その数値のレポートを提供、科学的根拠を持って虫歯や歯周病を防止するなど、専門的な治療を提供できるよう心がけています。

20代から40代のお子がいる女性患者さまに、居心地良く過ごしていただける空間を目指して、院内デザインを考えました。院内にはセミナールームがあり、「ご家族皆さまの考え方を予防中心へと変えることで、より豊かになれる」ということをお伝えしています。

近年では、インターネット上でオンラインセミナーも開催しています。真の予防を行うために必要な要素である、睡眠、食事、精神衛生など各知識の第一人者と、噛み合わせ治療を得意とする歯科医師の立場で対談し、時間をかけずに有益な情報を提供できるように工夫を凝らしました。

スタッフだけでなく、当院に関わる皆さまの考えや生活を豊かにするために、歯科医師・スタッフ全員の「人材育成」に力を入れています。

一人の歯科医師が幅広い分野を、求められる以上の水準で手がけるのは難しいのが現実です。そこで、当院は患者さまの「相談役」を置いて、症状やお悩みに合った歯科医師をセレクトするスタイルを採っています。したがって、この相談役の教育も抜かりなく行っています。

また、教育という観点で言うと、患者さまにも歯を失わないための知識を持っていただけるように情報提供を行っているのが、当院の特徴です。当院をお口の健康について勉強ができる学校のように感じてもらい、一人ひとりが学びと気づきを深めていただけたら幸いです。

好きなのは、妻と共通の趣味であるミュージカルを見ることや、旅行をすることです。基本的にはオン・オフがないタイプで、リラックスしている・していないという意識はあまりありません。仕事と私生活の両方を大事にしているので、毎年、年の瀬に次の年の計画を立てています。

自分や家族、ペットの身を預けるのなら、インターネットなどで詳しい情報が得られる歯科医院を選びますね。その際に重視するのは、「予防の考え方を持っているのか」という点です。例えば、ガンを発症した時に、予防策を教えてくれるなどのサポートがある病院と、手術をして終わりの病院なら、どちらに通いたいでしょうか。私ならば、予防重視の病院を選びます。

また、歯科治療中に口内の写真を撮っているか否かも、大切なポイントです。自分の口内を直接見ることはできないため、小まめに写真を撮って現状を伝えてくれると、不安が少なくなりますよね。さらに、その病院に長期間通い続けることで口内のデータが蓄積されていき、お口の未来を予測できるようになります。過去のデータから「右下の歯に細菌が付きやすいので、気を付けて歯を磨いてくださいね」などとアドバイスをもらえると、予防にも取り組みやすくなると思います。

「予防は家族の考え方から」を合言葉に、お母さま達に対して歯科に関する情報をもっとシンプルにお伝えする方法を提案していく予定です。具体的には、ソーシャル・メディアを用いてメッセージ形式で質問をしたり、歯科医師側からの情報発信をしたりする方法ですね。

今までの歯科医療は、「歯科医院に足を運んで歯科医師に診てもらう」という直接のやり取りが前提にありました。しかし、インターネットを介して距離を取りながら気軽にやり取りができるため、患者さまにとってより手軽な存在に変われると考えています。