インプラント治療(※)とは、顎の骨に人工的な歯の根っこを埋め込み、そのうえにセラミックなどで作られた人工の歯をかぶせる治療方法です。歯を失ってしまった場合でも、天然歯に近い歯をその部分に埋め込むことにより、歯の噛むという機能を取り戻すことができます。インプラントは骨としっかり繋がっているため、固い物でも噛めます。また、他の治療法と比べ違和感や痛みが少ないため、自分の歯と同じ感覚で食事や会話を楽しめるという点も大きなメリットです。さらに見た目も自然で美しく、入れ歯や義歯を気にすることなく笑っていただけるようになります。
当院では、「ストローマン社のインプラント」と「カムログ社のインプラント」を採用しています。いずれも多くの医院で使われています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
失った歯を補うための治療法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類があります。
入れ歯は、左右の歯に金属のバネをかけるため、それが違和感につながりしっくりこないと感じてしまう場合があります。また個人差はありますが、入れ歯をつけたときの噛む力は天然歯と比べて2~5割程度になってしまうという点もデメリットです。見た目が気になってしまうという方もいらっしゃいます。
ブリッジは抜けた部分の左右の歯にかけるため、健康な歯を削らなくてはなりません。時の経過と共にブリッジは劣化していきますので、噛む力が弱くなったり、交換が必要になる場合もあります。さらにブリッジと歯の間の衛生面での問題もあります。
それに比べてインプラントは、健康な歯に負担をかけることがありません。また違和感もなく、ご自身の歯のように噛むことができるという大きなメリットがあります。また衛生的で、見た目にも自然できれいな歯並びを実現可能です。ただしインプラントにもデメリットはありますので、患者さまの要望にあわせた治療方針を立てることを心がけております。
1
診断・治療計画の作成
最初に歯の状態をしっかり確認させていただきます。歯科用のCTなどを使って歯の検査も行います。
そのうえで、患者さまの歯の状態にあわせた治療計画を立てていきます。
2
インプラント治療の前処置
インプラントを埋め込む前に、まず虫歯や歯周病を治療させていただきます。治療回数は患者さまの歯の状態によって異なり、お口の中のコンディションを整えてから、インプラント治療を行います。
3
一次手術
インプラント治療は手術室で行いますので、他の患者さまの目を気にすることなく、手術を受けれらます。
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安定期間
人工根(インプラント)が骨にしっかり定着するまで、安定期間を設けます。埋め込んだ場所や骨の質などで個人差がありますが、おおよそ3~6カ月ほどです。
5
二次手術
安定期間が過ぎたら、再度手術を行います。
一次手術で埋め込んだ人口根にかぶさっている歯肉を切除し、人工歯を装着するための土台を作ります。
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人工歯の成形・装着
切開した歯ぐきの状態が良くなってから、インプラントにかぶさるクラウンを作るために、口の中と歯の型取りを行います。クラウンが完成したら装着を行います。
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インプラント治療後のメンテナンス
インプラント治療が終わった後も定期検査を行います。検査の間隔は患者さまの歯の状態によりさまざまですが、1カ月~半年の間に実施します。きちんとメンテナンスすることによって、口腔内の健康を保ち、インプラントを長持ちさせましょう。
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