あきやまデンタルクリニック

大学病院では、8年間、歯周病に力を入れて勉強していました。
一口に歯科と言っても、実は虫歯や歯周病、入れ歯、根の治療、矯正など分かれており、それぞれの歯科医師で強みとする分野があります。

短期間で治療できる虫歯と違い、歯周病は、生活習慣病的な側面も持った慢性病でもあるので、患者さまごとに個人差があり、数カ月や年単位でじっくりと治療していかなければならないことも多いです。
また、歯周病の原因は歯の磨き残しや歯石だけではなく、不十分な根の治療や、合っていないかぶせ物、歯が抜けたままになっていることや歯並び、歯ぎしりなどのさまざまな要因が関係しています。
そのため、患者さまの口内をトータルに見て、全体的な治療計画を立てる習慣が身につきました。 また、歯はお互いに支えあっていて、ほんの1本、2本でも歯が抜けてしまうと、残った歯の負担が大きくなり、長い年月をかけて、1本、また1本と、少しずつ抜けていくことがあるのにも気づきました。そのため、歯が抜けた場合は、早期にかみ合わせを治療し、それ以上の崩壊を防ぐため、噛む力がもっとも強く、残った他の歯を傷つけないインプラント（※）に注目し、噛み合わせを重視しています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

大学で歯周病を勉強した後、都内の歯科医院で9年間勤務してから、当院を開業致しました。大学時代に拝見していた患者さまが、開業後、当院を探して来院していただいたことがあります。
歯周病は再発が多い疾患ですが、10年以上ぶりにその患者さまのお口の中を拝見したところ、大学時代に治療していたころとほとんど変わっていなくて嬉しかったことがあります。

初めて来院される患者さまは、お口の中で困ったことがあって、不安をもって来院されています。そういった方々のお悩みをよく想像し、それを少しでも軽減させることを重視しております。
患者さまへの治療は複数の選択肢を考え、説明やカウンセリングを徹底し、その中から納得してご選択いただけるよう、努力しています。
当院には患者さまと治療者の間に立ち、意思疎通を円滑にする調整役を果たすトリートメントコーディネーター(カウンセラー)がおります。初めての病院にいらした患者さまの不安を少しでも取り除き、お互いの距離を縮めるためにの大変重要な役割です。治療に関するご要望や治療内容の説明、治療費やお支払い方法など、お気兼ねなくご質問いただければ幸いです。

「お口が健康であるための歯科診療」です。歯科医師の役目は「①痛みをとる②噛めるようにする③綺麗にする④歯を長持ちさせる」ことだと考えております。治療の後、時間が経っても、やり直しをしなくてすむ治療は患者さまの利益に繋がります。また、歯は削れば削っただけ、また虫歯になりやすくなります。そのために、外から見えるところだけではなく、歯周病や根の病気など、基礎部分もしっかりと治療し、やり直しが無く、歯を長持ちさせる治療とクリーニングを心がけております。
患者さま目線で考え、行動することをスタッフ全員で心がけています。カウンセリングやインフォームドコンセント、セカンドオピニオンにも対応し、患者さまにとって何がより良いかを考える、誠実な歯科医院でありたいと思っています。

主にはインフォームドコンセントです。「痛い、欠けた」など、最初の主訴の治療が終了してから、患者さまの口腔内を拝見して、全体的な治療計画を立案し、詳しくご説明させていただいています。そのため、長く通って悪い部分を全て治療して、その後は年に2～3回程度の定期的なメインテナンスに通っていただいている患者さまが多いです。
ただ、ドクターの話は難しくなるので、患者さまは断りにくいケースもあると思います。そのため、ドクターに言いにくいことはカウンセラーに伝えていただくようにしています。第三者的な立場のカウンセラーがニュートラルな立場からご説明すれば、患者さまがより主体的に治療法を選択できると考えております。最終的な決定権は患者さまにあるため、できる限り治療法の押し付けにならないように考えています。
またプライバシー保護の観点から、カウンセリングはカウンセリングルームで行うため、他の患者さまに話を聞かれることはありません。

今までの歯科医院というと、清潔感を重視するあまり、やや冷たい、無機質な印象があるかもしれません。そこで患者さまの緊張感を少しでも和らげるために、カジュアルな雰囲気になるよう考え、イメージカラーは、暖かさを重視してオレンジにしました。
患者さまが最初に目にされる受付や、お子さまからご年配の方まで利用される待合室は、より心地よくリラックスしていただける雰囲気を心がけております。

ドクター、歯科衛生士、カウンセラー、受付とも、常に勉強を心がけ、自己研鑽に努めていることです。

患者さまに気持ちよく誠実に対応することは当然のことですが、その前に同じ医院で働く者同士が、気持ちよく働ける環境でなければなりません。そのためにも、スタッフ間でのコミュニケーションを密にするよう心掛けております。
皆が同じ目的意識をもって働けるよう、月に1回、勉強会を実施しています。診療への取り組みや患者さまに対する姿勢など、それぞれの意見を出し合い、コンセンサスをとってお互いのモチベーションを高められるようにしております。
まだまだ発展途上の医院であるため、院長である私を含め全スタッフが常に向上心を持って学び続けるよう努力しております。

仕事が忙しく、家族にも迷惑をかけているため、休日はなるべく家族との時間をとれるように努力しています。

患者さまとスタッフと家族です。