溝口歯科医院

人のために役立つことができ、その成果を実感できるような仕事に就きたい。そんな思いから医療分野を志しました。医学部か歯学部か、どちらを学ぶかで迷いましたが、重視したのは最初から最後まで患者さまを診ることができるかどうかです。医療は、ER、外科、内科など分業化が進んでいますが、歯科医院であればヒアリングから治療方針、実際の治療、その後の経過までをトータルに診ることができると考え、歯科医師の道を歩むことに決めました。

当初の思い通り、患者さまの治療の始まりから終わりまで携われるため、患者さまの思いを、自分の知識や技術で叶えることができることに充実感を覚えています。医師のように、人の命を救うわけではありませんが、インプラント（※）や矯正（※）といった歯科治療は、患者さまの食生活や生活の質を変える治療になると考えています。そこがやりがいと共に、大きな責任があると感じています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院の魅力は、ひと言でいうと「総合力の高さ」にあると自負しています。リラックスできるよう配慮された待合室や清潔感を意識しているパウダールームなど、ハード面を充実させることはもちろん大切ですが、ハード面が活きるのはスタッフ一人ひとりの能力の高さがあってこそです。

当院のソフト面を語る上で象徴的な例として、当院の歯科衛生士は、誰にいわれるわけでもなく、自らの意志でお昼休みの30分を練習にあて、技術の向上に努めているということがあります。そのような前向きな姿勢を持つスタッフばかりですから、患者さまが気持ち良くご来院いただけるような受け入れ体制が整っています。

患者さまによっては、3回、5回、10回と複数回の通院を必要とする方もいらっしゃいます。患者さまが「また来たい」と思えるような歯科医院づくりを、これからも大切にしていきたいと思っています。

何か病気を抱えている、今は歯科治療にあまりお金をかけられないなど、患者さまはさまざまな思いや悩みを抱えて来院されます。治療方針を決めるには、患者さまの考えていることや現状をしっかり把握することが欠かせません。そのためには患者さまに少しでも心を開いていただき、本音を語っていただく必要があります。

患者さまが話しやすいと思えるような雰囲気づくりは、何よりも大切だといえるでしょう。そのような観点から、女性の歯科医師がいて良かったと思っています。もちろん、患者さまからうかがったお話の内容はスタッフの間で共有し、医院全体で患者さまお一人おひとりにきめ細やかな対応を行うようにしています。

歯科治療は範囲は狭いものですが、奥のとても深い仕事だといえます。だからでしょうか。休日はなるべく広いところにいって、気分転換するようにしています。例えば、ダイビングや釣りなどですね。かつては、山登りやスキーも好きで、スキーに関してはインストラクターの資格を取るほどのめり込んでいた時期もありました。このように、自然に囲まれた開放的な場所でぼんやり過ごすことが好きです。

妻である副院長の趣味は、ピアノですね。最近、講師のもとで本格的に習い始めたようで、すでにいくつかクラシックを弾けるようになったと聞いています。また、テニスも楽しむようになりました。学生時代テニス部だったことと、最近のテニスブームがテニス熱を再燃させたようです。