当院では、3次元構成義歯の提案を行っています。3次元構成義歯とは、入れ歯の動きを3次元的にコントロールすることで、残っている歯への負担を軽減した構造の入れ歯のことです。部分入れ歯は、自歯が入れ歯を支える仕組みのため、歯に荷重がかかることで自歯が抜けていってしまうリスクがありましたが、そのリスクを抑えているのがこの3次元構成義歯の特徴です。
また当院では、インプラントとうまく組み合わせて力学的にも歯に負担をかけにくい入れ歯をつくることが可能です。インプラントと組み合わせることで、動かないだけではなく、沈まない入れ歯を作ることができ、噛みにくさも改善に期待できます。
当院には歯科技工士が在籍しておりますので、壊れた入れ歯の修理もできる限り早めに対応できます。また、院内には技工室があるため修理も院内で行っています。
院内に歯科技工士がいることによって、歯の色や形といった、患者さまの希望や不満を聞きだすことができます。また、小さなニーズやお困りごとに対しても細かに対応が行えます。
歯科医師の見ているものと同じものを具現化するには、歯科技工士も同じ知識と技術を持っていなければなりません。院内に歯科技工士がいることで、情報共有が早くなり、技術と知識をともに積み上げていくことができます。患者さまの要望に対しもできる限り早めに応えることができますし、治療の質をあげるためには大切な意味を持っています。
総入れ歯になってしまう患者さまや多くの歯を失った患者さまには、4本のインプラントをバランスよく骨に埋入する手術を行うことで、その日のうちにしっかりと噛める入れ歯を提供しています。この治療法はインプラントと組み合わせた入れ歯の治療です。歯科技工士が院内に常駐し、技工室を備えているからこそできる治療であると考えています。
この治療法であれば、入れ歯が沈んでしまったり動いてしまったりという問題も改善しますし、噛める入れ歯として機能しやすくなります。また、入れ歯を支える自歯への負担が軽減されるため、残される自歯にも優しい入れ歯を装着することが可能です。