失った歯を補う選択肢の一つが、インプラント治療(※)です。両隣の歯を支えにするブリッジや入れ歯とは異なり、人工歯根を顎の骨に直接埋め込みます。そのため、健康な歯に負担をかけずに済みます。
その一方でインプラント治療は外科処置を伴うため、リスクへの対策が欠かせません。お口全体の現状を把握するとともに、治療後の状態が維持できるよう口内環境を整えてからオペを行います。
外科処置の際は埋入の位置や角度を示すサージカルガイド(※)を使用したり、足りない骨の量を補う骨造成(※)を行ったりと、症例に応じて細やかな対応をしています。診療時間内であればいつでも相談を承りますので、悩まれている方はぜひご来院ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
人工歯根を埋入した部位に細菌が入り込むと、歯周病のような症状のインプラント周囲炎が起こることがあります。天然歯の場合よりも症状の進行が早い傾向にあり、より注意が必要です。メンテナンスを怠ることで感染リスクが高まり、せっかく手術をして入れたインプラントが早期に失われてしまうかもしれません。
そこで当院では口内の状態確認やクリーニング、ブラッシング指導を定期的に行っています。治療が済んだら終わりではなく、ていねいにお手入れをしてインプラントを長持ちさせましょう。