当院では、歯周病の治療と予防に力を入れて取り組んでいます。歯周病は自覚症状を伴わないまま進行してしまう病気なので、早い段階での改善が必要です。
具体的な取り組みとしては、小まめに進行度をチェックして、状態が軽度である場合には口内クリーニングによって症状を抑えています。また症状が悪化した際は、外科的な処置などを施して、天然の歯をしっかりと守るようにします。
患者さまには、なるべく若いうちからお口に関心を持っていただきたいと考えています。そうすることで、健康への意識が高まり、症状の早期発見・早期治療をしやすくなるからです。当院と一緒に、大切な歯を少しでも長持ちさせていきましょう。
当院の定期メンテナンスでは、「担当歯科衛生士制」を採用しています。1人の患者さまに対して同じ歯科衛生士が継続して対応することで、口内の小さな変化も発見しやすくなります。患者さまと歯科衛生士の信頼関係を築くという点においても、大きなメリットがあるでしょう。
また、患者さまの日々のケアをお手伝いするために、ブラッシング指導にも力を入れています。お口に合わせた磨き方はもちろん、清掃補助器具の効率的な使い方などもお伝えするようにしました。当院で身に付けた知識を、ぜひご自宅でもお役立てください。
中程度の歯周炎が見られる状態では、歯周ポケットの深さは6ミリメートルほどになっています。歯周炎だけでなく、歯がぐらついてしっかり噛めなかったり口臭が気になったりしていることもあります。この場合は局所麻酔をして、歯周ポケット内部のプラークを取り除いていきます。重度の歯周炎が見られる場合では、歯周ポケットの深さは8ミリメートルほどになっています。重度の歯周炎となると痛みや歯のぐらつきなどの症状を自覚していることも多く、顎の骨が溶けて歯が抜けることもあります。ここまで進行すると局所麻酔をして歯肉を開き、プラークや細菌に侵された歯肉と歯質を取り除いていきます。また今後のケアのために、治療と合わせて歯科衛生士によるブラッシング指導も行います。
これまで虫歯がほとんどなく、歯科医院であまり治療を受けた経験がないという方もいらっしゃるかと思います。そのような方でも歯周病になっているケースは多いです。一人ひとりお口の環境や歯の質などが違うため、虫歯と歯周病の両方になりやすい場合もあれば、どちらか一方になりやすいという場合もあります。そのため、虫歯がないからといって歯周病にならないわけではなく、むしろこれまで虫歯がなく、歯科医院で診療を受けてない方のほうが歯周病に気がつくまでに時間がかかり進行してしまっているような場合もあるのです。そのようなことを防ぐために、自覚症状がなくても定期検診を受けていただき、予防していくことをおすすめしています。
投稿者じゅんちくそさんの口コミ (京都府/30代/男性)
2018年6月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 経済的配慮 |
治療 | 説明 痛みへの配慮 |
ネット予約・空き状況確認 |
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