親知らずが頻繁に痛んだり、炎症を起こす場合は抜歯する方がいいケースがあります。症状や状態を確認しますので、まずはご相談ください。
歯科口腔(こうくう)外科の治療のなかでも、とくに多いのが親知らずの抜歯です。親知らずの抜歯に関しては、悪性腫瘍や骨折などの入院が必要な治療以外のケースにおいて当院で治療を行っています。半年に一度、親知らずが痛む程度であれば、クリーニングと消毒で親知らずを保存していくことも可能ですが、痛む頻度が多い方は早めに治療にいらっしゃることをおすすめします。また、親知らずの抜歯のほかに、唇や口にできた嚢胞(のうほう)をとるような治療も行っています。
歯周病が進行しますと、歯を支える土台となっている骨が溶けて下がってしまう場合があります。歯を支えている土台の骨までは、ご自身で掃除ができません。その結果、少しずつ悪化していき歯周病を招いてしまいますので、悪化を防ぐための治療を施します。この治療を行うことでクリーニングがしやすくなりますが、そのままにしておきますと、また同じように土台の骨が下がってしまいます。そのようなことを防ぐために、定期的に通院していただき、お口の状態を確認してクリーニングを行っていきます。患者さまご自身のケアと歯科医院でのケア、この二つを行うことで歯周病を予防できます。
お痛みを抑えるために、電動麻酔器や表面麻酔を取り入れております。それでも恐怖心があるという方は、笑気麻酔を行います。
当院は、患者さまがなるべく痛みを感じないように治療することを目指しています。そのため、電動麻酔器を使用する前に表面麻酔を塗り、とくに細い針を使って注射をしています。
針を刺したときにも、痛みをなるべく抑えられるように打つことを心がけています。また、恐怖心が強い方には笑気麻酔を使います。笑気麻酔を使うと恐怖心がやわらいだ状態になりますので、治療に対する不安や苦痛が抑えられます。こうした処置を行うことで、患者さまには、できる限り不快感を覚えることなく治療を受けていただきたいと思っています。
お子さまの治療では、「歯科医院は怖いところではない」ということを言葉や治療内容で伝えるように心がけています。緊急で治療しなければならないお子さまもなかにはいらっしゃいますが、その場合は保護者さまに状況をお話して、治療を優先させていただく場合もあります。
しかしほとんどの場合、初めて来院されたお子さまには、器具を見せて触っていただいたり、掃除するための器具を口のなかに少しずつ入れたりするなどして、無理をせずに練習していきます。歯のクリーニングが気持ち良いと思ったり、キッズスペースで遊ぶことが楽しくなったりすることで、「歯科医院は楽しいところ」「また行きたい」という意識をもっていただけるように丁寧に対応していきます。
日本人の多くが歯周病であると言われています。個人差もありますが、半年に一度歯科医院のチェックを受けていただくことをおすすめいたします。
歯周病は重度になりますと、外科的な治療が必要になります。しかし、多くの方は半年に1回程度のクリーニングをしていただくだけでよい状態が続きます。
当院は歯周病になりやすくなる年齢である30歳から定期検診に来ていただくことをおすすめしています。毎回、すっきりして、歯もきれいになって、気持ち良く帰るということが習慣になれば、歯科医院にも通いやすくなると思います。なおかつ、お口の健康もより長く保てるようになります。「最近、朝起きると口のなかが気持ち悪い」と感じることがある方は、一度ご来院いただくことをおすすめします。
当院では、前歯のがたつきや奥歯の小さなずれなど、簡単な矯正治療を行っています。ワイヤーを使う矯正は行っておりませんが、マウスピースで矯正できる範囲のものは治療を行っています。矯正治療は、お子さまから大人の方まで幅広く対応しています。患者さまのなかには、歯周病により歯が動いて不安定な状態になってきたという方もいらっしゃいます。そういう方は、治療と並行してマウスピースで矯正をしていきます。後戻り防止という意味でも、治療が終わったあとも寝るときにマウスピースを付けていただくことをおすすめしています。
当院はご高齢の方や足の不自由な方など、ご来院が難しい患者さまに訪問対応をしております。ほとんど医院で行う診療と同じ内容を受けていただくことができます。
当院では、ご高齢の方など歯科医院に通われるのが難しい方のために、往診も行っています。往診では、患者さまが現在どのような状態なのか診させていただき、治療方針を立てていきます。往診ではできない治療というものもありますが、ほとんどの治療を行うことが可能です。
治療の時間は来院される場合よりも少し長めにかかるかもしれませんが、当院に来ていただくのとほぼ同じ治療が受けられます。歯の痛みやお口のお悩みがありながら、当院まで来るのが難しい方がお近くにいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。
インプラント(※)は年々進化し、よりよいものができています。ほかの歯を抜いて治療を行うブリッジなどに比べますと、インプラントの方がほかの歯の負担を軽減するというメリットがあります。入れ歯のように違和感もなく、自分の歯と同じように噛むこともできます。ただし、歯ぎしりが強い方などは、インプラントが不安定になったりもしますので、マウスピースをつくり、寝るときに装着して歯ぎしりの影響を防ぎます。
ほかにも、昼間でも食いしばりが強い方や骨粗しょう症の方、ヘビースモーカーの方、骨が薄い方などはインプラントがあまり適さないことが多いため、さまざまな検査を行い、インプラントに適応するかどうかを診てから治療に入ります。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
当院はホームホワイトニング(※)とオフィスホワイトニング(※)の両方を行っていますが、患者さまのご自宅で行うホームホワイトニングをとくにおすすめしています。
ホームホワイトニングは毎日続けていただくことが大切です。ホームホワイトニングの結果には個人差がありますが、2週間ほどでほとんどの方の歯が白くなってきます。そこから先は、患者さまが納得される白さまで続けていただきます。また、より結果が出るような日常生活の過ごし方についてアドバイスもさせていただいております。ホワイトニングをお考えの方は、ぜひ一度当院にお越しください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
総入れ歯を入れますと、温度や味が分かりづらくなります。入れ歯を利用される患者さまには、入れ歯のメリットだけではなく、そうしたデメリットもお伝えしています。
なかには、「保険診療の入れ歯にしてほしい」とおっしゃる患者さまもいらっしゃいます。保険診療の入れ歯はプラスチック素材のみでつくられるため、食事をするだけであれば十分に日常生活のなかで利用できます。ですが、見た目を大切にされる方の場合、保険診療では限界がありますので自由診療の入れ歯をおすすめしています。
自由診療の入れ歯は、プラスチックの素材に加えて金属を使用してつくることが可能です。使用する金属は、薄く加工しますのでほかのものよりも温度や味を感じやすくなります。部分入れ歯で見た目を気にされる方には、ばねのない入れ歯や目立ちにくい入れ歯も取り扱っております。