小児歯科の治療内容｜やまね歯科医院

お子さまの歯は、乳歯から永久歯へ生え変わります。永久歯より乳歯は、虫歯の進行が早いという特徴があります。そのため、虫歯予防のために、乳歯期のお子さまには3ヶ月に1回はがきをお出しして、ペースを守ってご来院いただくようにしています。

お子さまに虫歯がない場合は、予防処置として、フッ素塗布を行います。虫歯があるお子さまには、光学式う蝕検出装置を使用し、数値が高ければ虫歯を削って詰める処置をいたします。

また、お母さんやお子さまご本人に対して、仕上げ磨きの指導も行っています。

お子さまのお口の健康を守るためには、親御さまへのご説明やご指導も大切です。

一般に、お子さまの虫歯菌の数は、3歳くらいで決まると言われています。親御さまが虫歯菌を多く持っている場合、食べ物や飲み物を共有することで、お子さまに虫歯菌が移ってしまいます。そのため、保育園で講演する際なども「できるだけ食べ物の共有は避けてください」とお伝えしています。

また、お子さまが嫌がって歯を磨かせてくれないという相談をよくお受けします。その場合は、いきなり押さえつけて歯磨きをするのではなく、はじめは親御さまと一緒に歯ブラシを持って遊ぶような感覚で磨くようにアドバイスをしています。