80代になっても20本以上の歯があればおいしく食べ物を食べることができるという理由から、当院では「8020運動」の考えを基に、予防歯科に力を入れて取り組んでいます。
また、歯科検診を受診するか否かによって、70~80代になった際に残っている歯の本数に差が出るため、患者さまには定期的な検診にお越しいただくようにお願いしています。
小児歯科に関しては、大切な時期にできるだけ虫歯を作らずお口の健康を見守っていけるように、小さな頃からの来院の大切さをお伝えするようにしています。
特に、指しゃぶりなどのお子さまの口腔習癖の早期発見・訓練もできる限りしていくように努めています。小さなお子さまの場合には、治療環境に慣れていただくためにトレーニング(TSD法)から始めていきます。
当院では「また来たい」と思っていただけるような治療環境造りに努めています。歯科治療はお口に直に触れますので、清潔な環境の中でご提供できるよう、歯科医師・スタッフ一同、院内や治療器具の衛生管理には特に力を入れて取り組んでいます。
例えば、お口に入る器具は、超音波スケーラーまですべて滅菌器で処理して、清潔なものを毎回患者さまにお出ししています。
また、天井に取り付けるタイプの大型空気清浄機を設置しました。院内には常に新鮮な空気が循環するようになっています。そのほか、口腔外バキュームも使用し、治療によって空気中に飛沫や粉じんが飛び散らないように配慮しています。