お子さまの自主性を重んじた矯正治療を実施しております
当院では、小さなお子さま向けの小児矯正に対応しています。小児矯正は成人矯正と異なり、装置の取り外しが可能です。そのため、お子さま自身の自主性や親御さまの協力が必要となってきます。当院では、分かりやすい説明をもとに、モチベーションを高く治療に臨んでいただけるよう努めております。
小児矯正は、顎の成長を利用して歯が並ぶスペースを作る治療です。そのため抜歯をする必要がほとんどありません。また、後戻りも少ないでしょう。このような治療は一昔前まで6歳以降の治療が主でした。当院では、乳歯が揃ったお子さま向けに小児用マウスピース矯正装置を用いた治療もご案内しております。小児用マウスピース矯正装置は、指しゃぶりなどお口の癖による噛み合わせの不具合の治療に役立ちます。
このように小児矯正はメリットのある治療であるため、少しでも悩まれている場合はぜひ治療をご検討ください。
小児矯正は、お子さまの成長に合わせて治療を行います。そのため、治療を始めるタイミングが非常に大切なのです。早めに取り組んでいただくことで、骨格の成長をうまく活かせるため、大掛かりな治療を可能な限り減らせます。また、治療を早めることで定期的に通院いただけ、お口のトラブルの早期発見・早期治療が可能となるでしょう。
開始時期については歯科医師と一緒に考えてまいりますので、噛み合わせや歯並びが気になる場合、まずはご相談ください。
治療内容にご理解・ご納得していただけるよう、事前のカウンセリングに力を入れております。まずはご要望やお悩みをまず伺いますので、ご相談ください。爪を噛む癖があるなど、親御さまが知らないこともあるので、お子さまともお話しさせていただきます。なお、カウンセリング時には、口内写真やタブレット、装置の見本や症例写真なども活用しながらイメージしやすい説明を心がけております。
治療方針が決まった後は、口腔内カメラやパノラマレントゲン、セファロレントゲンを用いてお口を撮影いたします。その後、模型や歯の型を使いながら診断の説明をいたします。できるだけ専門用語を使わず、分かりやすくていねいにお話しいたしますので、不明点はいつでもご相談ください。
小児矯正は自由診療です。初回時に費用を全額頂戴いたしますので、ご了承ください。なお、自由診療の項目はすべて事前に契約書を交わしております。保証内容についても記載しておりますので、しっかりお読みください。
なお、治療期間にトラブルが起こったり、どうしても矯正治療に取り組めなかったりする場合、状況によっては費用を抑えた再治療も案内可能です。一人ひとりの状況に合わせてスムーズに対処いたしますので、気兼ねなくご相談ください。
(ワイヤー矯正)相談・カウンセリング
初診では相談費用はいただいておりません。まずは患者さまの気になっていること、疑問やご要望をお伺いします。その後、お口の状態に合わせておおよその治療期間や費用などを説明いたします。治療への不安や日々のお悩みなども含め、どのようなことでもご相談ください。
事前治療
矯正装置を付けると汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病などのトラブルが起こる可能性があります。虫歯がある場合は事前に治療を行います。治療回数は症状の進行度合いや患者さまのご希望によって異なります。
診査・精密検査
治療前に口腔内の検査を行い、歯並びの状態やお口の環境を確認させていただきます。口腔内の模型作製や、歯科用CTなどの検査結果を十分考慮したうえで、しっかりと診査診断をしていきます。
診断・治療計画のご提案
検査から1週間後をめどにお越しいただきます。診断結果をもとに治療方法、期間、使用する装置や注意点について詳しくお伝えします。また、治療中や治療後のシミュレーションをお見せしますので、疑問点などありましたらご質問ください。治療内容にご同意をいただければ矯正治療を開始させていただきます。
矯正治療開始
クリーニングを行ったうえで、装置を付けて矯正治療を開始します。治療期間中の注意点などについても詳しくご説明いたします。何かご不安なことがあれば、気兼ねなくご相談ください。場合によって装置を上下で分けてつけています。
装置装着期間中
矯正治療期間中は1カ月に1度お越しいただき、クリーニングと歯や装置の調整を行います。治療中の定期的なご来院は、治療期間や結果にも差が出ます。当院でもできる限りサポートしますので一緒に頑張りましょう。
装置の取り外し
矯正治療を終え、装置の取り外しを行います。矯正装置を外した直後は状態が安定していないため、後戻りを防ぐためにリテーナーという保定装置の装着が必要となります。そのため、器具を外した後にリテーナーの型取りも行ったり、模型やレントゲン撮影を行ったりします。
保定
2週間をめどにお越しいただき、保定の注意事項をお伝えして保定装置をお渡しします。保定装置はご自身で取り外しができますが、後戻りしないよう装着時間を守ってください。また、保定期間が終わっても、歯の健康を守るために3カ月に1度は定期検診を受けていただくことをご提案しています。
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