口角がキリリと上がったすてきな笑顔は健康なお口の証拠です。しかしそのお口の中を上下から奥深く、隅々までチェックしたことありますか。もしかすると、日頃の食べ歩き、無類のスイーツ好きがたたって、お口の中は危険信号が点滅しているかもしれません。
当院は痛みや自覚症状がない皆さまに対しても、虫歯や歯周病を予防するセルフケアをやっていただきたいと考えています。今、ご自身のお口の中の状態がどうなっているかを知ることが大切です。当院はそのお手伝いをします。まず、来院された皆さまに現状を把握してもらいます。手鏡やレントゲン写真を使い、お口の中をチェックしてもらいます。
もし磨き残しなどがあって、黄色信号が点滅していたら、磨き残しのリスクをお伝えします。大切なのは、その後の患者さまの意識の変化です。セルフケアの必要性を痛感し、行動していただくことが大事です。
そうした意欲的なセルフケアは長続きします。一時は黄色信号が点滅しましたが、次第に青信号となれば、いくつになってもおいしい食事を楽しめるでしょう。
歯周病を治したにも関わらず、再発をしたという話をよく聞きます。それは、今までの歯周病治療の方法に原因があるのかもしれません。
今までの歯周病治療はお口の中が汚れてきたら、増殖するばい菌を減らす治療でした。つまり、歯周病を引き起こす原因菌の“量”をコントロールする治療でした。
対して、当院が実施しているのがトータルヘルスプログラムという予防計画です。これは今までの対症療法とは違い、患者さまのお口の中の“質”に着目します。この質を改善することで、歯周病を根本から治すことを目指します。このプログラムは患者さまの食生活や生活習慣を変えて、歯周病になりにくい口内環境にします。
これまで、外科的な処置をしたにも関わらず、治るのかどうか不明で、原因菌を除去できないことがありました。しかし、このトータルヘルスプログラムは、多くの患者さまの歯周病を改善してきました。「他院では抜くしかないと言われた歯が残せた」とお喜びの声をいただいています。
当院は患者さまに歯科検診を受診していただくよう、呼びかけています。それは、切実な思いがあるからです。
患者さまは歯が痛み出してから、来院されます。痛み出すのは、虫歯がかなり進行している状態です。それから治療すると、歯を多く削らなくてはいけません。もちろん、できるだけ歯を残す処置をします。しかし、もっと早めに来てもらえれば、虫歯は小さな侵食で済んだはずです。
そこで当院は3カ月に一度の歯科検診を推奨しています。特に虫歯治療を終えた方は必須です。なぜなら、毎日ブラッシングしていても、磨き残しが出てくるからです。その汚れが堆積し、歯石になると炎症を起こします。この歯石に変わるのが3カ月目からなのです。
3カ月を周期として自身のお口の中をチェックしましょう。そうすれば、お口の中の健康を末長く維持できます。
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