こだわり｜湘南台デンタルクリニック

患者さまからの感謝のお言葉や、治療に対してうれしいお声をいただくことは、治療に対してのモチベーションともなっています。目に見えて良くなっている様子を実感したり、治療のご提案をした際に「先生がそう言うなら、そうしてください」と、お話したことを受け入れていただき治療を進めたりすることも、大きなモチベーションとなっています。患者さまからお任せいただけていると実感することは、大きなやりがいです。

患者さまとのカウンセリングやご説明の際には、できるだけ丁寧に分かりやすくお話しすることを大切にしています。患者さま一人ひとりの理解の深度は異なります。そのため、できる限り噛み砕いた、伝わりやすい表現を模索したり、何か身近なものに例えたりするようにしています。

またその中で、これまでの経験を患者さまにしっかり伝えていくことも大切だと考えています。そうすることで、より患者さまからお任せいただくことができ、患者さまご自身も納得した治療につながると考えています。

「医療従事者は奉仕者であるべき」という考えのもと、当院ではコミュニケーションを重視した診療を心がけています。初めて来院された患者さまには痛みや悩み、希望される治療や過去に受けたつらい経験など、多岐にわたってお話を伺います。そして、お口の状況に合わせた治療方法はなるべく複数ご提案し、それぞれのメリット・デメリットについても包み隠さず説明をいたします。

治療のご説明の際には、モニターに映した画像に書き込むかたちで図示したり、絵を描いたりと、視覚的にも理解していただけるように工夫しています。そのほか、歯とお口の健康管理の一環として、患者さま一人ひとりの口内を確認できる一覧をデータとして集約しています。そのデータを活用した「お口の健康手帳」を患者さまにお渡しし、検査した内容や現在の状況などを常に把握できるようにしています。

皆さまが最終的に選択された治療方法で、より良い治療をご提供することに注力し、納得のいく結果になるよう努めます。

当院の特徴は、院内中央にある消毒室です。あえて患者さまの目に触れやすい場所に設置し、衛生管理に問題がないか目視で確認していただけるようにしています。

また、院内は土足で出入りする仕様のため、待合室と診療室の間に壁を設け、なるべく診療室へ埃が入らないようにしました。院内の清掃は診療前と診療後にしっかりと行うだけでなく、定期的な大掃除も励行しております。

治療器具はなるべく使い捨て製品を使用し、それ以外の器具については丁寧な洗浄、消毒を施します。その後、滅菌専用の袋に封入し、滅菌器で徹底的な滅菌処理を行っています。そして、次に治療器具を使用する際は、できるだけ患者さまの目の前で開けるようにしています。

当院は、自分の家族にしてあげたいと思えるような診療を、患者さまにもご提供することが大事だと考えています。同時に、家族を任せても大丈夫と思えるような院内感染対策を行うことも大事にしています。清潔さを保つためにも、それぞれ気になったところはその都度情報共有するように働きかけています。朝礼などで衛生面への配慮の徹底をお話しし、日々改善することを大切にしています。

歯科医院や治療に対し、恐怖や不安を感じるポイントは人によって違います。例えば、ホテルを思わせるような院内が逆に緊張感を高めてしまったり、歯科医師やスタッフが怖く思えたりすることは意外と多く、それが継続した通院のハードルを高めている要素になっていることも少なくありません。

また、痛みは感情に左右されることも多く、恐怖や不安を抱えた状態では同じ痛みでも強く感じてしまうことがあります。このことから、当院は沖縄のような開放感のあるあたたかみのある空間づくりになっています。ユニットを区切っているブロックは、ハナブロックという沖縄の民家で実際に使われているものをそろえるなど、こだわりが詰まっています。

一つのユニットを家として、患者さまによりくつろいでいただけるように、という思いがこもっています。ユニットをご自分の空間、スペースのように感じて治療に臨んでいただければ幸いです。また、院内全体のつながりを考えた作りになっていることから、壁で区切ってしまうのではなく、目線の高さで遠くまで見渡せるような設計で、開放感を生み出しています。