選択肢のひとつとしてインプラントをご提案しています
失った歯を補う方法として、当院はインプラントをご提案しています。インプラントのメリットは、他の健全な歯へ負荷をかけることなく、しっかりと噛めるようになることです。食べ物をよく咀嚼できるため、身体の健康にも繋がっていくと考えています。
メリットが多いからといって、インプラントを無理に押し付けることはありません。他の治療方法としては、入れ歯やブリッジもあります。そのためまずは、歯を失ったことによってどのようなお悩みを抱えておられ、そのお悩みがどうしたら改善されるのかを患者さまと一緒に考えていきます。その上で、インプラントが良いと判断した場合にご提案する方針です。
あくまでも当院は、インプラントというひとつの選択肢をご提示するだけです。患者さまが求める治療を行うことが何より大切ですので、ご納得いただけるまでじっくり話し合いたいと思っています。
INDEX
インプラント治療におけるリスク軽減のため、当院はチーム医療に取り組んでいます。
手術を担当するのは、インプラントの知識と技術において研さんを積んできた院長です。検査や問診なども全て院長が行うため、一貫した治療をご提供することができます。
また、インプラント治療専任の歯科衛生士も在籍しています。インプラント関連の知識が深いだけでなく、手術のサポートや治療後のメンテナンス経験もある歯科衛生士です。
そして、手術中の全身管理を行うのは当院の看護師です。当院は脈拍、呼吸、体温、血圧などをリアルタイムに測定する生体モニターを設置しています。この生体モニターを使用し、患者さまの状態が安定しているのかを管理しながら手術を進めていきます。
インプラントは、歯を失った部分に人工歯根を埋め込み、その上部に人工歯を装着する治療方法です。見た目、耐久、機能において優れており「第2の歯」とも呼ばれます。入れ歯やブリッジを試したが見た目に不満がある、硬い食べ物を噛めないといったお悩みを抱えている方に向いているでしょう。
メリットの多いインプラントですが、当院は初めに入れ歯やブリッジといった治療も併せてご提示しています。
10年、20年先の健康まで見据えた治療とご説明を行いたいと考えていますので、不明点等ありましたら遠慮なくご質問ください。
そのほか、歯や骨を細部まで立体的に撮影できる歯科用CTや、インプラントを埋入する位置、深さ、角度を導くサージカルガイドを用いて、手術のリスク低減にも努めています。
インプラントは埋め込んで終わりというわけではありません。長く使い続けていくためには、治療後のメンテナンスがとても重要です。メンテナンスを怠ると「インプラント周囲炎」という歯周病にかかってしまう可能性があります。
インプラントは天然歯と比べて抵抗力が低いため、インプラント周囲炎の進行が早いという特徴があります。そのため当院は、インプラント治療を終えた全ての患者さまにセルフメンテナンスの指導をさせていただき、併せて定期検診にお越しいただくようご案内しています。
定期検診の内容は、クリーニングとブラッシング指導、お口全体のチェックと噛み合わせのチェックです。また、目に見えない部分で変化がないかを確認するために、レントゲン撮影を行うこともあります。
カウンセリング
初めにカウンセリングを行います。患者さまが治療に何を望んでいるのかをしっかりとお聞きし、インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジなど複数の選択肢をご提示しています。最終的にどの治療にするのかを選ぶのは患者さまです。ご納得いただける治療法で進めてまいります。
検査・診断
お口の状態を把握するため、歯や骨を細部まで立体的に撮影できる歯科用CTでの撮影や、レントゲン撮影、お口の中の写真撮影、診断用模型の作製、基礎疾患の確認、虫歯や歯周病の検査を行います。虫歯や歯周病が見つかった場合は、先にそちらの治療を行います。
治療計画
診断結果を踏まえて治療計画を立案し、その内容についてご説明いたします。患者さまにご納得いただければ、次回より手術を行います。
埋入手術(1次手術)
歯茎を切開してドリルで穴を開け、インプラント体(人工歯根)を埋め込み、歯茎を縫合します。インプラント体と顎の骨が結合するまで期間を置きます。
1次手術の後は、患部の消毒、抜糸のために何度かご来院いただき、1カ月から3カ月間の待機期間に移行します。
支台部の連結(2次手術)
インプラント体と顎の骨が結合したら、上部構造(人工歯)とインプラント体を接続させるために必要な支台部(アバットメント)を取り付けます。
2次手術の後も、消毒のため何度かご来院いただき、2週間から1カ月の待機期間に移行します。
上部構造の作製・装着
術前の検査結果も参考にしながら、患者さまの歯型に合わせた上部構造を作製します。上部構造を装着すれば治療は終了です。必要に応じて、先に仮歯を作製することもあります。
メンテナンス
インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。メンテナンスではクリーニングのほか、噛み合わせや虫歯、歯周病のチェック、セルフケアの確認を行います。基本的には1カ月から4カ月に1回程度のペースでお越しいただくようお伝えしています。
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