治療方針の治療内容｜赤坂クレール歯科クリニック

噛める状態がしっかりと維持されている方々のほうが、80代になってもお元気だったのです。寝たきりではなくお元気な状態であれば、生活の質を維持することができます。人間はみな年をとりますが、お亡くなりになる直前まで生活の質を維持するような歯科医療を目指したいと思うようになったきっかけとなりました。

当院の名前の「クレール」は、あまり聞いたことがない言葉だと思います。スペイン語で、「相手のことを想う、思いやる」という意味があるため、この名前を選びました。家族や親友のような、自分にとって大切な人たちと同じ応対をさせていただきたいという意味です。大切な人であれば、治療計画を立てる段階で相当の時間を費やし、合った方法を模索するはずです。治療に用いる器具も万が一に備えて、滅菌されたものを使うと思います。患者さまをそのように近しい人として遇したいと思い、「クレール」と名付けました。

当院では、治療前に治療のゴールをご理解していただきたいと思っています。そのため緊急性がある場合は治療を行いますが、ない場合は検査と現状説明を最初に行います。そうした説明がないことで、患者さまに不安や恐怖を与えていたのではないかと考えたからです。現状がわかれば治療方法の選択肢がみえ、その説明が必要になり、それぞれのメリット、デメリット、費用をお伝えし、ゴールがみえた状態で、治療を始めたいと思っています。