矯正治療(※)のメリットは、見た目に対するコンプレックス克服だけではありません。歯並びが整うと磨きやすくなり、虫歯や歯周病予防にもつながるのです。噛み合わせも良くなることが期待できます。80歳から90歳で歯が20本以上残っている方は、歯並びの良さが要因の一つだと考えられています。
当院では金属製で目立ちやすい矯正装置は使用しませんので、見た目が気になって矯正をためらっていた方もぜひご相談ください。結婚式などに合わせてまず見た目を治療し、その後に本格的な矯正を行うことも可能です。何歳からでも開始できますが歯周病などあると治療が難しくなるため、できるだけリスクが少ない早い時期から開始するようご提案します。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
成人矯正は基本的には年齢に関係なく始めることができます。しかし患者さまの歯に疾患があると、場合によっては矯正治療が難しく、歯並びを整えるにあたり十分に整えられない場合があります。歯周病の場合、歯を動かす力に反応が悪くなり、慣れが弱くなるため、治療期間が長引いてしまう可能性が高くなります。そのためリスクの少ないなるべく早い時期に治療を開始する方が歯を動かすのにより効率的です。
当院では小児矯正、成人矯正ともに目立つ金属の矯正装置は使用しておりません。表側の矯正装置では、日本人の歯の色に馴染み目立ちにくいセラミック製ブラケット(※)と、銀色のツヤ消しワイヤー(※)を採用し、表側でも目立ちにくい矯正を行っています。白色のホワイトワイヤー(※)も選択できますが、白色はコーティングのため剥がれてしまった場合にワイヤーが目立ちやすくなってしまいます。ツヤ消しワイヤーの場合、光沢がないためにぼやけて見えるため、結果的にホワイトワイヤーよりも目立ちにくくなります。シャッター式の装置や歯の裏側に装着するセルフライゲーションブラケット(※)との組み合わせも可能です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
結婚式などの大切な日に合わせて見た目を優先的に矯正し、後に本格的な矯正を行っていく場合もあります。矯正には一般に1年以上の期間が必要ですが、目立ちやすい前歯など、部分的な移動は数カ月で行える場合があります。イベント時までに見た目を整えて一旦装置を外し、後から再び装置をつけて矯正治療を継続するという想定で矯正します。その場合少なくともイベントの前6カ月頃から開始が必要です。結婚式だけでなく就職活動に合わせて行う事例もあります。
健康な歯を抜かずに矯正を行えれば良いですが、無理をして歯を抜かずに矯正を行った結果、歯が並ぶ十分なスペースが用意できず歯を引っ込めることができないなど望んだ仕上がりが得られないことがあります。また無理な力のかけ方となり、歯茎が下がることによる口内のトラブルが起きる場合があります。このようなトラブルが発生すると結果として歯の寿命は短くなってしまうこともあります。そのため口全体のバランスを考えた上で抜歯を行うか、非抜歯で矯正を行うか慎重に判断する必要があります。非抜歯だから必ずしも最終的に多くの歯が残るとは限りません。大人の場合、上下の顎にずれがないことや歯のでこぼこが少ないことなどの条件が揃えば非抜歯での矯正も可能です。
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