当院では、保険診療でも手を抜くことはなく、ほぼ自由診療と同じ工程で作業しています。例えば、保険診療の入れ歯であっても、型取りをていねいに行い模型を作ることによって、しっかりと噛めるものに仕上がります。
つめ物やかぶせ物に関しても、患者さま一人ひとりの噛み合わせをしっかり把握し、それをもとに作製することによって適合性がよく、機能性の良いものをつくることが可能と言えます。
保険診療でも、自由診療でも、歯科医師の取り組む姿勢に変わりはありません。ただ、素材に対する限界はあります。保険診療で使用できる素材は限られていますが、自由診療では使用できる素材の幅が広がります。そういった差はありますが、技術の差はありません。素材が異なることで、見た目や使用感、機能性が向上します。
当院は、施設・設備をリニューアルしたばかりです。歯科医院はもともと患者さまが楽しい気持ちでいらっしゃる場所ではないので、少しでもリラックスしていただける空間づくりをめざしました。その一環として診察室の全室を個室にしたり、待合室に熱帯魚の水槽を設けたり、パウダールームにちょっとした仕掛けを施したりしています。
また、院内は段差もないバリアフリーの空間となっています。これらはすべて、患者さまを第一に考えてリニューアルした結果です。