歯周病の根本を理解することで、お口の中をきれいにするための意識を変える働きかけをしています
歯の痛みでご来院された患者さまの中には、虫歯だけでなく歯周病を発症されている方もおられます。歯周病は初期症状に痛みがなく、歯が痛くなって症状に気がついたときには、すでに重症状態で抜歯の直前という状態です。このように、歯を失う危険性が高い病気なのですが、歯周病について関心を持っている方は少ないようです。
当院では、患者さまに歯周病についてもっと知っていただくことが重要と考え、治療の前には歯周病の詳しいご説明をすることから始めています。なぜ歯周病になってしまうのかという根本的な話から、予防や治療のためには歯だけではなく歯周ポケットの中をきれいにする必要があること、歯科医院で歯周ポケットをきれいにできる専用の機器を使って、定期的に掃除をしてもらう必要があることなどをお話しております。
患者さまに歯周病について理解していただくことで、予防に対しての意識が向上し、定期検診やセルフケアによる歯周病予防にしっかりと取り組んでいただけると考えています。
歯周病を予防するためには、毎日のブラッシングが大変重要です。当院では、患者さまご自身にしっかりと歯をケアしていただくために、歯科衛生士によるブラッシング指導を行っています。
ブラッシングをするときには、「歯と歯の間・歯と歯ぐきの間」を特に重点的に磨くことが大切です。プラーク(細菌のかたまり)は、入り組んでいて磨きにくい部分にたまりやすいためです。プラークは唾液に触れると2日ほどでかたまって歯石になり、ハブラシでは容易に落とせなくなってしまいます。ですから、歯石になる前に歯をきれいにしておく必要があるのです。
当院は1985年に開院して以来、約30年以上ブラッシング指導を行ってきました。そのかいあって、当時から通院してくださっているご年配の患者さまが、今も健康な歯で美味しく食事を摂られています。今後も個々の患者さまに合ったブラッシングの指導を続けていき、来院された方のお口の健康の一助になれればと考えています。
当院では患者さまのお口の健康を確認するために、6ヶ月に1度の定期検診をおすすめしています。定期検診ではブラッシング指導・歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目)の深さや歯石がないかの確認・歯周病の進行などを確認するためのレントゲンの撮影などを行います。
当院は担当制を取っているため、定期検診のブラッシング指導は基本的に同じ歯科衛生士から受けていただけます。毎回同じ者が診ることで、患者さまのお口の中の変化に気がつきやすいというメリットがあります。また、長い付き合いで気心が知れてくるために、患者さまからもお口のお悩みなどを相談しやすくなるようです。
ご来院される患者さまに、リラックスして検診を受けていただけるように、明るくフレンドリーにサポートさせていただきます。お口の定期的なケアは、ぜひ当院へお任せ下さい!
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