相談から術後のケアまでていねいにサポート。患者さまが納得できる選択に
失った歯を取り戻す治療方法は、入れ歯やブリッジ、インプラントなど複数あります。その中の一つであるインプラントは、見た目や噛み心地が自然になるメリットがあります。しかし、インプラントはメリットばかりではありません。
患者さまにとって気になるのは、メリットよりもデメリットのほうではないでしょうか。「痛いのではないか」「どのくらい期間が必要なのか」「自分のお口の状態でも治療できるのか」などの疑問や不安は、気兼ねなくお尋ねください。歯科医師より詳しくお答えいたします。治療に関する説明を受けてから、改めて患者さまご自身が納得できる治療方法をお選びいただければと思います。
インプラント治療後は、定期的な歯科検診を通して、患者さまのインプラントができるだけ長持ちするようにサポートいたします。歯の汚れのチェックや噛み合わせを確認するので、歯科検診の際にセルフケアに関する疑問があればご相談ください。
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初めてインプラント治療に挑戦しようとする患者さまにとって、「インプラント治療を受けよう」と決意するのは勇気がいることです。治療中の痛みや治療期間、費用、治療後のケアなど、不安の尽きない治療だからこそ、患者さまが納得して治療に臨めるようにサポートいたします。
インプラントは自然な見た目と、自分の歯と近い噛み心地が得られるというメリットがあります。一方で、6カ月以上の治療期間を要する点や手術が必要な点がデメリットだと言えるでしょう。
当院は患者さまが納得した上で治療方法を選択できるように、インプラントのメリットはもちろん、デメリットもしっかりとお伝えしています。ぜひ気兼ねなくご相談ください。
当院は、患者さまが「インプラント治療を受けて良かった」と思っていただける治療を心がけています。
インプラントは手術を伴う治療方法なので、インプラントの完成度を高めるためには術前の準備がとても重要です。そのため、術前に行う患者さまのお口の中の検査では、顎の骨や歯茎の状態、お口の中の粘膜、全身状態など、細かい所まで確認させていただきます。
虫歯や歯周病などの症状があれば手術前に処置を行って、汚れをしっかり取ってからインプラント治療をスタートするなど、患者さまの状態に合わせてご案内いたします。
インプラントは人工物ですが、まったくケアしなくても良いとは言えません。なぜなら、ケアが不十分だと「インプラント周囲炎」を発症するおそれがあるからです。歯周病に似た「インプラント周囲炎」が進行すると、インプラントがぐらついたり、抜け落ちたりするかもしれません。
当院では、インプラントを長く使い続けていただくために、定期的に歯科検診を受けていただくようにご案内しています。歯科検診では、お口の中の清掃状態やインプラントのネジのゆるみ、破損の有無、骨の状況など、患者さまご自身では確認しにくい所まで細かくチェックするので、術後のケアもぜひ当院にお任せください。
カウンセリング・検査
インプラント治療についてのご説明を行い、患者さまの疑問にお答えいたします。その後、レントゲンや口内を立体的に撮影できる歯科用CTを使って、お口の状態(残っている歯の状態、顎の骨や粘膜、噛み合わせの状態など)を細かく検査します。
治療計画の立案
検査結果を基に治療計画を作成します。処置の流れ、かかる費用や通院期間をご説明し、患者さまの同意を得た上でインプラント治療を開始します。
一次手術
歯茎を開いて顎の骨にドリルで穴をあけ、インプラント体を埋め込みます。手術時間は埋め込む本数や抜歯の有無によって変わります。
二次手術
歯茎を再度開き、骨とインプラント体が結合していることを確認します。問題がなければ、アバットメントと呼ばれる、インプラント体と上部構造をつなぐパーツを装着します。
型取り・上部構造の装着
上部構造である人工歯を作るために、歯の型取りを行います。型取りを基に人工歯を作製し、インプラント体に装着したら完成です。
メンテナンス
インプラント後にケアを怠ってしまうと、汚れがたまり、歯周病に似た症状を引き起こす「インプラント周囲炎」を発症しかねません。極力長くインプラントを使い続けていただくべく、治療後には定期的に歯科検診へお越しください。検診ではお口の健康状態を確認し、歯のクリーニングを行います。