小児歯科
お子さまの歯が歯列不正がみられる場合、装置をつけるだけでなく癖の見直しや筋力の使い方のトレーニングによって成長と共に自力で改善していくようにしています。
顎と噛み合わせの成長を考えた治療を行っています
最近の3才児健診や小学校での歯科検診での特徴は、虫歯が減ってきたことと歯並びの悪い子が増えてきたことです。虫歯が有る子は非常に虫歯が多い上に進行も早い傾向があり、歯がボロボロでもそのまま放置していたりします。
歯並びの悪い子は顎の小ささや左右非対称性、顎の左右へのズレなどが以前に比べて目立つようになっています。
虫歯に関しては保護者さまの歯磨き意識で減ってきたものと思われますが、歯並びの悪化についてはまだ情報が行き渡っておらず、「様子を見ている」だけの事が多いようです。
小児歯科治療において来院される主な主訴は虫歯の治療ですが、乳歯はいずれ抜け落ち永久歯へと生え替わっていきますので、虫歯の治療の際にも生え替わりのこと、永久歯の成長の具合、歯並びのことなどを考えながら治療を進めていく必要があります。
当院の小児矯正の治療では、生え替わりを邪魔しない、顎と永久歯の成長を妨げない虫歯治療を心がけております。また、矯正治療を希望しない患者様でも、歯並びを少しでも良く出来るようにアドバイスをさせていただいています。
小児矯正
口腔内に合う歯並びへの成長へ促し、成長を妨げず、長い目で発育を考えたお子さまの歯の治療を行っています。
歯並びが悪い原因には食べ方やお口のくせなどの生活習慣が関わって います
お子さまの歯並びが悪くなるのには原因があります。
お子さまの歯並びが悪い原因のほとんどは、顎がうまく成長できていないことです。それは口周りの筋肉や舌の未発達や悪い癖によって顎の成長が遅れ、歯の交換時期に十分な大きさになっていないのです。
当院は、それらの阻害要因を見極めて、舌の動かし方や唇の閉じ方をトレーニングで矯正していきます。矯正と聞くとマウスピースの様な装置やワイヤーを使った装置を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし悪くなる原因が分かっていれば、まずその原因を取り除いたり、修正したりすることが先決です。
トレーニングによる矯正ですと時間はかかりますが、体に無理な負担がかからず、治療後も維持のしやすい形を作っていくことができ、大きな費用もかかりません。
また、トレーニング以外にも、保護者さまにはご自宅でお子さまの食べ方や指しゃぶりといったくせをみていただいています。舌やお口周りのトレーニングは小さい頃から始めると、歯が口腔内に合う位置で成長してくれるので、歯並び悪化の予防になります。
ただトレーニングだけでは結果が出ないこともあります。そういう場合には舌や口の動きを妨げない形でワイヤー矯正（※）をしていきます。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
入れ歯・義歯
入れ歯の治療はお口とのバランスに配慮し、型取りから調整まで行います
自由診療ですと経済的なご負担をかけてしまいますので当院の入れ歯は保険診療を中心におすすめしています。
保険診療の入れ歯でもかみ合わせの調整は可能です。患者さまごとにかみ合わせは違いますので、患者さまに合った入れ歯を作るためにはかみ合わせの状態を把握することが大事になってきます。
当院は型取りから取り付けまで、患者さまのお口とのバランスを注意深く観察させていただき、患者さまに合った入れ歯を取り付けできるよう取り組んでいます。
それでもかみにくいという場合は、患者さまからお話を伺い、ご要望や状態に合わせて修理をするか作り直すかを判断しますので、気軽にご相談ください。
