当院は、歯科口腔外科に注力しています。手術が必要な症状はもちろんのこと、顎なども含めたお口全体の機能を改善にも努めさせていただきます。
当院が大切にしているのは、森を見て木を見る治療の実践です。患者さまの気になるところだけを治療して、全体のバランスを見失うと新たな不具合を引き起こしてしまう恐れがあるためです。そのため、お口全体のことを意識して、治療を進めていくようにしています。
また、患者さまにお口の状況を説明するときには、教科書のような資料や模型などを活用して、分かりやすくお伝えできるよう工夫しています。
当院では、患者さまのお困りごとにできる限り寄り添っていくことを大切にしています。そのために重視しているのが、しっかりとしたコミュニケーションです。
例えば説明時には極力専門用語を使わずに、分かりやすい言葉でていねいにお伝えしています。またスタッフ一同、笑顔で患者さまと接することを心がけています。
患者さまのお悩みをしっかりと引き出せるように努めさせていただきます。どうぞ気兼ねなくご自身の思いをお伝えください。
患者さまには今後、ご自分のお口の中に対するご認識を高めていただきたいと考えております。
関心がない、興味がないとおっしゃる患者さまがおられる原因のひとつには、歯科医師や歯科医療自体の問題もありますが、実際に、見た目にも機能的にも問題を抱えた患者さまがいるということがあります。
ご自分の問題を認識されて、本当に困り果てて来院された患者さまのスイッチが入りやすい一方で、とりあえず今の問題に対処できればいいとお考えの患者さまの場合は、なかなかスイッチが入りにくい現実があります。
こうした患者さまのスイッチを入れて差し上げるのが、私ども歯科医師の役割であり、課題です。
今後とも、そのスイッチをうまく入れられるように導くことが歯科医師の大きな務めであるという認識のもと、5年後、10年後、20年後の患者さまの口腔内を思い描き、日々診療に取り組んでまいります。
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