予防歯科
入れ歯などの人工物は自分自身の歯に及びません。だから歯を残していくサポートをしていきます
動物は生涯自分の歯で食事をします。人間もそうでした。かつて平均寿命が50～60年程度だった時代には、大きな注意を歯の健康に向ける必要はなかったのかもしれません。ですが、人生が80年を超えるようになった現代では、しっかりとお口のメンテナンスを行っていかないと、生涯自分の歯でお食事をしていただくことは難しいかと思われます。
「医食同源」という言葉があります。これは、食べるということは健康の基礎であるという意味です。ですが、歯を失ってしまうと、ものを食べることが困難になり、身体の健康も損なわれてしまう場合があります。もちろん、入れ歯など人工的な歯を作ることは可能ですが、そういった人工物は自分の歯と比べ、強度も使用感も異なります。実際のところ、まだまだ課題が多いというのが現状です。何事においても本物に勝るものはありません。そのため当院では、まずは虫歯や歯周病によってご自身の歯を失うことがないように、患者さまのサポートを行っていきたいと考えています。
歯を長く保つために最初にブラッシングの指導を行っています。時間は10分と伝えると驚かれる方もいます
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歯のメンテナンスを行う器具です。ブラッシングの指導だけではなく、器具を使った診療もあります。
歯科において重要とされるのは予防です。定期的なメンテナンスを行うことで、虫歯や歯周病になる可能性を低くするために予防は大事と、認識されている患者さまも多くいらっしゃいます。しかし、予防の基本は毎日のブラッシングだということをきちんと認識されている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。いくら虫歯を治療し、メンテナンスを行っても、毎日のブラッシングがきちんとできていなければ、お口のコンディションを整えておくことは困難です。
そこで当院では、最初に患者さまにブラッシングの指導を行っております。ブラッシングが正しく行えるかどうかによって、実は治療した虫歯の治癒にかかる時間にも差が出てきます。ご自身ではきちんとブラッシングをされているつもりでも、やり方が不十分であるということはよくあります。
一回当たりのブラッシングにかける時間を10分とお伝えすると、驚かれる患者さまも少なくありません。当院では、患者さまご自身の歯を長く守っていただくためにも、まずはより良い歯ブラシの方法をお伝えしてまいります。
歯茎の奥深くまでこびりついた汚れは麻酔を使ってクリーニングするときもございます
麻酔を使ったメンテナンスは診療ユニットで行います。他にもクリーニングなどをしています。
当院では、患者さまに定期的なメンテナンスをおすすめしています。当院のメンテナンスでは、専用の器具を用いて、日々のブラッシングでは取り切れない歯垢（プラーク）をていねいに除去していきます。歯に付着する汚れは、放っておくとがんこな汚れとなってしまい、除去するのも大変です。歯茎の深いところでこびりついてしまった汚れについては、麻酔を使用したクリーニングも行っております。
しかし、本当はそうなる前に定期的なクリーニングを受けることが大切です。三ヶ月から半年に一度程度の頻度でクリーニングを行い、お口の中の健康を保っていきましょう。
