治療内容｜医療法人社団高輪会新横浜デンタルクリニック

治療時の痛みを極力少なくし、すこしでも恐怖心を和らげる治療を心がけています。

今痛い患部を治療するために、さらに痛みが強くなってしまっては意味がありません。「痛い所だけ」「症状のある場所だけ」を治療するのではなく、お口の中全体を健康な状態にすることで、痛みが発生する原因をなくすことが当院の方針です。

痛みに対してきちんと処置しますが、お口の中の環境が悪いままだと、痛みが再発する可能性があります。
特に歯周病の治療を同時に進めることで全体的な口内環境を改善することが、痛みの発生を防ぐポイントと考えております。

「痛みを取ってほしい」という患者さまは多くいらっしゃいますが、症状を治療で改善させ痛みをなくすだけではなく、できるだけお口の健康は全体のバランスが重要だということをお伝えしています。

麻酔注射は、「より太い注射針で」「急激に麻酔薬を注入」「一定ではない力で圧力をかける」という三つの理由で痛みが増していきます。原因が分かっているため、当院では痛みを感じにくくできるよう33Gという非常に細い注射針を使用しています。

あらかじめ注射針を刺す歯茎には、表面から麻酔薬を塗り込み、痛みに対して非常に鈍感になった状態で注射針を刺します。表面麻酔も患者さまの症状や、得意不得意などそれぞれの状況を考え「ゲル状」「スプレー状」「貼り付けるタイプ」三つのタイプをご用意し、できる限り負担もなく痛みを減らせるやり方を徹底しています。

圧力が急激にかかることで痛みは増すため、身体が圧力のかかり方に対応できるほど遅い速度で麻酔薬を注入する必要があります。人間の手ではこの速度を非常に遅く、そしてなおかつ一定の圧力をかけ続けることは大変難しい作業です。ですので、当院では電動麻酔注射器を使用し、できる限りゆっくりと、かつていねいに一定の圧力をかけられるように設備を整えております。

今まで痛みで嫌な思いをしてきた方も多いと思います。痛みが嫌で治療を躊躇していた方はぜひ一度当院までお問い合わせください。

つめ物・かぶせ物（※）を作製する際に、当院では五つの要素を基本としています。

一つ目は、なるべく痛みが少ない治療を行うこと。二つ目は、患者さまの恐怖心を緩和できるようにすること。三つ目は、ご理解いただけるまでしっかりと説明をすること。四つ目は、治療後の見た目を考慮すること。五つ目は、治療した良い状態を長持ちさせることです。

患者さまにとって必要な情報をきちんとお伝えし、五つの要素を守ることで、本当にその方のためになる治療をご提供できるように努めています。

※自由診療の場合がございます。料金は料金表を確認してください。

歯周病の治療では、お口の性質や生活習慣の改善も同時に進めていきます。お口が歯周病になりやすい環境のままだと、症状をくり返してしまう可能性があるからです。

例えば、食事の際に片方の歯でばかり噛むクセ、ストレスによる歯の食いしばり、睡眠時の歯ぎしり、噛み合わせの乱れなど、歯に負担がかかる習慣が歯周病の原因となることがあります。

まずは歯周病になった原因を調べるために、カウンセリングやレントゲン撮影で歯などのダメージを見ていきます。お口の環境を整えながら、患者さまに合った歯周病治療を提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

歯の食いしばりや歯ぎしり、歯並びの悪さなど、お口の性質や生活習慣も、合わせて改善していきましょう。

入れ歯（※）をお作りする際には、「残す歯を決める」「治療する」「入れ歯を作る」の3ステップを重要視しています。今後残せないと診断された歯は抜いて、虫歯を治療してから、残せる歯を中心に入れ歯の設計をしています。

元々使っている入れ歯をお持ちいただいた場合には、その歯をもとに新しい入れ歯を作ることも可能です。それまでの形状を引き継ぐことで、使いやすさを保ったまま新しい入れ歯に作り替えていきます。

「今使っている入れ歯が痛い、合わない」とお悩みの方は、お口に合うように調整することもできます。ちょっとした入れ歯のお悩みも、まずはご相談してみてください。

※自由診療の場合がございます。料金は料金表を確認してください。

歯科検診では、基本的に3カ月に1回の頻度でご来院いただき、1回の診療時間に1時間ほどのお時間をいただいています。

主に歯周病の検査とレントゲン撮影で、「お口の状態が良くなっているか悪くなっているか」「現状の維持ができているか」をチェックいたします。目で見ただけでは分からない、歯のダメージやつめ物・かぶせ物の状態、噛み合わせも確認して、お口全体の健康をチェックしていきます。

また、歯科医院でのメンテナンスだけで予防はできません。ご自宅でもお口の健康を守れるように、ブラッシング指導にも力を入れています。

小児歯科では、ブラッシング指導や食生活指導、フッ素を有効活用するためのアドバイスといった予防面にも力を入れています。予防処置として、奥歯の溝を樹脂で埋めて汚れが溜まらないようにする「シーラント」を行っていることもポイントです。

お子さまは自分でお口のケアをできませんので、必要以上に糖を取らせないことが重要です。そのため3歳未満のお子さまには、お菓子やジュースなどの、糖分が多い飲食物を与えないことをおすすめしています。

また、親御さまへの仕上げ磨き指導はもちろん、お子さまご自身へもブラッシング指導を行っています。歯を磨く順番やお口に合った歯ブラシの選び方など、お子さまの年齢に応じた指導をして、自発的にセルフケアができる状態を目指していきます。

「過去に入れた銀歯が気になる」「歯を長持ちさせたい」など、お口元の見た目や健康を重視したい方に向けて、自由診療のつめ物・かぶせ物をご提案しています。

その中の一つとして、当院ではセラミック（※）を推奨しています。セラミックの特徴は、天然歯に近い色や透明感を再現できるだけでなく、残っている歯との適合性が高いため、虫歯を再発させにくい点です。金属を含まない素材のため、金属アレルギーの方にもご使用いただけます。

噛み合わせ・色味・歯との適合性が高いつめ物・かぶせ物によって、患者さまのニーズにお応えできるよう努めています。お口を大きく開けて笑いたい、年齢を重ねても自身の歯で食事を楽しみたいとお考えの方は、ぜひご検討ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院では、親知らずの抜歯も院内で対応することが可能です。抜歯の際はできる限り痛みや腫れが出ないように処置を行いますが、それでも症状が出てしまうことがあります。そのため、トラブルの可能性を事前にご説明して、患者さまの同意を得た上で処置に入っています。

また、抜歯が必要となる状況・不要な状況についてお伝えすることも重要です。親知らずが横向きに生えていると、前歯を押して歯列を崩したり、虫歯のリスクが高まったりするので、抜歯する必要があります。親知らずが真っすぐに生えている場合であれば、奥歯が失われた際の移植に使うことができるため、抜かずにケアをしていく方針をご提案しています。

患者さまのお口の状態やお考えに合わせて、プランを検討していきます。