虫歯、歯周病、オーラルフレイルの三つを予防できるように目指します
予防とは、お口の機能を衰えさせずいつまでもお食事可能な状態を保ち、健やかに生きていくことだと、当院では考えております。そのために当院は、虫歯予防、歯周病予防、オーラルフレイル予防という三つの観点で予防に取り組んでいます。
まず大切にしているのは、お口についての知識をお伝えすることです。虫歯であれば虫歯菌が糖をもとに酸をつくるまでの5分以内にお口をきれいにすること、歯周病であれば毎日の歯磨きで歯石がつかないようにしつつ、歯科医院で行う歯石除去が大事だとお伝えしております。それから患者さまに応じたブラッシング指導などを行っていきます。
そして、口腔機能の衰えであるオーラルフレイルの予防として、お口の体操などもお伝えしています。筋力を保ち、お口の健康を維持することが狙いです。
このようにお口を土台から整える予防に、当院で共に取り組んでいきましょう。
INDEX
当院の特徴 (予防歯科)
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歯科衛生士
担当制 -
予防歯科
専用ルーム - 個室診療
- 休日診療
-
駅徒歩
5分以内 -
クレジット
カード対応
予防歯科へのこだわり
虫歯予防を行うために、まずはお口の知識を身につけていきましょう
虫歯を予防する上で大切なことは、何が原因で虫歯になるのかを理解することです。そのために当院は、虫歯予防の第一歩としてお口の知識についてお伝えしています。
まず患者さまへお伝えしたいのは、虫歯は生活習慣病だということです。虫歯菌は糖を分解して酸を出す性質がありますので、甘いもの摂取する回数を減らすこと、虫歯菌を減らすことが虫歯予防で重要になります。そのため、食習慣の見直しと、原因である虫歯菌を減らすためのフロス・歯間ブラシの使い方指導を当院は主に行っています。
歯の再石灰化を促すフッ素も、正しく使用するには歯科医院での塗布が望ましいと考えます。虫歯にならないお口を一緒につくっていきましょう。
いつまでも自分の歯でお食事するためには、歯周病を防ぐことが欠かせません
歯周病は、歯周病菌が歯茎に炎症を起こし、悪化すると歯を支える骨が溶けて歯が脱落してしまう病気です。そうならないためにも予防することが大切です。当院は歯周ポケットの深さを3ミリまでにすること、お口の中の歯周病細菌を減らすことを目標に予防を行っています。
まずはブラッシングとデンタルフロス、歯間ブラシを利用して、歯に付着したプラークをしっかり除去できるように指導します。そして、歯磨きで取りきれなかった汚れは歯石除去と、ルートプレーニングと呼ばれる歯根の表面を滑らかにする処置を行ってきれいにしていきます。これらの処置は保険内で行える診療ですので、歯を失わないために健やかな状態を保っていきましょう。
オーラルフレイルを予防し、口腔機能をしっかり保ちましょう
歳を重ねると次第に筋肉が衰えていき生活に支障が出てきます。噛めない、飲み込めない、滑舌が悪くなるといった口腔機能の衰えがオーラルフレイルです。当院の予防歯科ではオーラルフレイルの予防にも取り組んでいます。
虫歯・歯周病予防で歯や骨を失わないことも一つですが、それに加えお口周りの運動も大切です。やり方をアドバイスして毎日無理なくお口の筋肉を鍛えられるようにしています。
また、筋力が衰えて歯磨きが難しくなり、多くの歯を失ってしまった方には入れ歯の作製もご案内しています。良い入れ歯でお食事ができるようにすることも予防の一つです。寝たきりになってしまう前にお口にあった入れ歯をつくって、訪問歯科診療につなぐことも大事な取り組みだと考えています。
治療の流れ
問診・検査
まずは患者さまのお悩みや治療のご希望、生活習慣などをお伺いします。その後、レントゲン撮影やお口の中の検査を行いお口の状態を確認していきます。お口の現状をお伝えし、どんな処置が必要かご説明いたします。
- 来院回数目安
- 1回
- 所要時間目安
- 5分-10分
スケーリング・ブラッシング指導
専用の器具を使用して、しっかりと汚れや歯石の除去を行います。そして、フロスや歯間ブラシの使い方を含めたセルフケア方法を分かりやすくお伝えいたします。
- 来院回数目安
- 上記に含む
- 所要時間目安
- 20分
定期メンテナンス
その後もお口の健康状態を維持するため、お口の状態やご都合に合わせて、定期的にチェックとクリーニングをご案内しています。
- 来院回数目安
- 上記に含む
- 所要時間目安
- 30分
よくあるご質問
- 歯磨きは一日何回必要ですか？
- 甘いものを取る回数によって変わってきます。できるのであれば、食べる前に歯を磨き、虫歯菌を減らしておくのがいいでしょう。なかなか難しいと思いますので、食べたら歯磨き粉は使わず磨くことを心がけてください。
- 歯磨きを上手にするコツはありますか？
- 歯周病予防を考えると、歯ブラシに加えて、デンタルフロスと歯間ブラシを1日に2回行っていただきたいと思います。また、歯磨きの際は歯磨き粉を使わないほうがいいでしょう。
- 歯ブラシの交換時期を教えてください。
- 磨き方によって変わります。歯に対して歯ブラシを直角に当てて力を入れて磨くと、1カ月以内の短い期間での交換が必要になります。歯と歯ブラシを傷めないためには、力を入れず細かく磨くようにしてください。
- 口臭を予防するコツを教えてください。
- 原因のほとんどは歯周病です。歯科医院で歯周病予防に取り組みましょう。また、舌用ブラシで舌を優しく磨くのも良いと思います。また、お身体の不調も関係しますので、健康にも気をつけるなど、ご自身の原因を知って対策していきましょう。
- 喫煙習慣がお口の中の健康に与える影響について、教えてください。
- タバコに含まれるタールは、細胞に有害な影響を与えて治癒力を削いでしまいます。そのため、喫煙者は見た目よりも歯周病が進んでいる場合があります。
- クリーニングで歯は白くなりますか？
- パウダー粒子をジェット噴射することですき間の汚れも落とすエアフローは短い時間で汚れを落とせますが、その分歯が傷ついてしまいます。歯を痛めずにきれいにするならブラッシングをするのがいいでしょう。
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