ホワイトニングをきっかけに自分の歯に関心を
「歯の色味を変える」、「口元の見た目をきれいにする」といったことが目的であるホワイトニング(※)は、他の歯科診療と比べるとハードルが低いように思われがちです。しかし、虫歯や歯周病がある状態でホワイトニングを行うと歯がしみたり歯肉が痛くなったりなどの症状が出ることがあります。施術を始める前にお口を健康的な状態にしておく必要があります。
ホワイトニングで歯を白くした後でも起こるのが色味の後戻りです(早い方で約1年後から)。これに対しては、歯磨きなどの日常的なケアや継続して追加のホワイトニングを行うことで色の後戻りを防ぎ、白さの維持が望めます。こういった日々の心がけにハードルを感じることもあるかもしれませんが、ホワイトニングによって普段あまり目を向けない自分の歯に関心を持ち、大切にするきっかけになるとも言えます。
実際に当院でホワイトニングを受けている患者さまは、定期検診や他の治療を受けられた際にご興味を持たれることが多いです。歯はご自身の大切な財産です。その大切な歯を美しく、健康に保つ第一歩にホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
INDEX
当院は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのプランをご用意しております。どちらのプランもそれぞれの特徴があり、患者さまのお口の状態やご希望、お悩みに合わせてお選びいただければと思います。
オフィスホワイトニングは、当院で施術を受けていただくプランで、施術したその日に色味の変化を期待できます。患者さまご自身でホワイトニングを行う手間が必要なく、1日の施術で白くできることがメリットです。
ホームホワイトニングは、薬剤がじっくりと歯に作用していくため色味の変化がゆるやかですが、後戻りしにくい特徴があります。自然な仕上がりにも期待ができます。ご自身の生活ペースで進めたい方にご提案しているホワイトニング方法です。
白さや美しさに対する認識は人それぞれの主観によって違うものです。ホワイトニングでイメージする仕上がりも、患者さまによって異なります。そのため、患者さまと当院の間で認識のズレがないよう、事前のカウンセリングはていねいに行っています。
まず、ホワイトニングについてメリットやデメリット、白くなる度合い、痛みの有無についてしっかりとご説明します。色味に関しては、カラーシェード(色見本)を使用して、視覚的に理解できるようお伝えしております。
施術に移る際も、施術前後でお口の中の写真を撮影し、色味の変化を実感いただけるように配慮しております。
不明点を残さず進めるために、気になることがあれば遠慮なくお尋ねください。
ホワイトニングで白くした歯は、何もしないと次第に色味が戻ってしまいます。それを防ぐためには、毎日の歯磨きはもちろん、定期的にご来院いただきクリーニングしたり、継続的なホワイトニングを受けていただいたりするのが良いかと思います。結果的に「自分の歯に興味を持つ」という意識が、歯の美しさと健康の両方を維持することにつながります。
また、ホワイトニングは天然歯の色味を変えられるもので、つめ物やかぶせ物などの人工物には作用しません。そのため、ホワイトニングで白くなった歯とつめ物やかぶせ物の色味にギャップが出ることもあります。そういったことを防ぐために、つめ物やかぶせ物に合わせたホワイトニングのご提案をすることもできます。
初診・検査
まず、お口の中を確認し、先に応急処置が不必要であれば検査を行います。口内の写真とレントゲンを撮影し、歯の型取りをします。歯周ポケットの測定や顎の関節や筋肉の触診も行います。
"オフィス、ホームともに注意すること。”
ホワイトニング期間中はできるだけ有色飲食物(色の濃い飲み物や食べ物)や酸性飲食物(すっぱい物)を避けてください。また、喫煙も避けてください。これらの行為は着色の原因になり、ホワイトニングの作用が得られなくなります。
ホームホワイトニングではマウスピースを装着した状態での飲食や喫煙は避けてください。
診断・カウンセリング
検査結果をも基に、虫歯治療やクリーニングなど、ホワイトニングを行うまでの工程をお伝えいたします。
その後、カウンセリングをしてホワイトニングプランを決定し、保険診療でクリーニングを行います。汚れがひどい場合は、ホワイトニング前に別途ご来院いただき、クリーニングのみ行うこともあります。
オフィスホワイトニング
保険診療でクリーニングを行ってからお口の中の写真を撮影します。その後、オフィスホワイトニングの施術を行います。
施術後にも写真を撮影し、色味の変化をご確認いただきます。
メンテナンス(任意)
ホワイトニングをして1週間から2週間後を目安に、検診も兼ねてご来院いただき、メンテナンスを受けることをご提案しています。
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