しっかりとした日々のブラッシング・お手入れが大切です
歯周病は、細菌感染によって起こる病気のことです。歯周病を防ぐためには、患者さまご自身でしっかりとブラッシングなどのセルフケアをしていただきたいと思います。歯周病の治療を歯科医院で行っても、ケアが充分でないと再発してしまう可能性が高いのです。
お子さまのうちからホームケアと歯科医院での検診を習慣にしていただきたいと思います。そうすることで、虫歯や歯周病にかかる可能性が少ないお口の環境に整えていきましょう。
歯周病を予防するためには、ブラッシングなど患者さまご自身で行っていただくセルフケアが大切なポイントです。セルフケアといっても毎日気をつけることはなかなか大変でしょう。そんな患者さまには、指で歯ぐきをマッサージするだけでも続けていただくよう呼びかけています。また、ブラッシングを行う場合も歯ぐきに注意していただきたいと思います。
ブラッシング指導やセルフケアについては、患者さまにご納得いただけるまできちんとお話しさせていただきます。セルフケアの習慣をつけるだけでもお口の状況は大きく変わるものです。まずは当院で検査を受けていただき、ご自身のお口の中の状態を知ることから始めていただければと思います。
歯周病は、生活習慣によって引き起こされる生活習慣病です。生活習慣病とは、偏った食事や運動不足など生活の質が悪化が原因で起こる病気を指します。特に成人の方に気をつけていただきたいのは、喫煙や飲酒をしてそのまま寝てしまうことです。
20歳を超えると歯質が強くなるため幼少期よりは虫歯になりにくいといいますが、虫歯や歯周病になるリスクは充分にあるのです。食後の食べかすが口の中に残っていると、それが原因になり得ます。歯周病や虫歯予防にブラッシングはとても大切なことですが、せめて口をゆすぐなどできることから行っていただきたいと思います。
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