治療内容｜千葉歯科クリニック

歯の本来持つ美しさは、日常生活における飲酒や喫煙、そして虫歯や歯周病などの疾患により損なわれてしまうことがあります。変色してしまった歯や歯茎の美しさを取り戻すための治療が、美容診療です。美容診療にもさまざまなものがあり、患者様の歯の状態やこうなりたいと思っている状態を丁寧にうかがいます。美容診療はほとんどが自由診療となりますので治療の予算などをお聞きしたうえ、治療方法を提案し、相談しながら治療方法を決定します。

ホワイトニング（※）は、歯科医院で行うオフィスブリーチと、ご自宅で行えるホームブリーチがあります。オフィスブリーチは、歯に薬剤を塗布した後にレーザーによる光を30分程度当て、歯を白くします。ホームブリーチは、歯科医院で専用のマウストレーを作製し、ホワイトニング剤を処方します。ご自宅でマウストレーに薬剤を塗布し、それを一定時間着用していただくことで歯を白くします。どちらを選択するかは、あなた自身の生活のスタイルに合った無理のないものを選択するのが良いでしょう。

虫歯治療の後に金属の被せものをしていたり、金属のバネを使ったブリッジを使用していると、その部分の歯茎が金属による色素沈着が起きて黒ずんでしまうことがあります。当院では、歯のホワイトニングたけでなく、歯茎の美しさを取り戻すためのレーザーによるピーリング(メラニン色素除去)も行っております。ご希望の方、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

ラミネートベニヤという治療方法は、歯の表面だけを削り、シェル状(薄い貝殻のような形)のセラミックを張り付けることで見た目の美しさを取り戻します。歯の色や詰め物の変色、歯の変形を、より少ないダメージで改善できる方法です。セラミックのみでの治療なので、歯の色や透明感、歯と歯茎の境目も限りなく自然の歯に近い仕上がりになります。オールセラミックスによる治療（※）は、金属を一切使わずにセラミックのみでできた被せものを作る治療です。ラミネートベニヤでは改善しきれない変色や変形に対応でき、仕上がりは天然の歯と変わらない色調と透明感を再現することが出来ます。また、被せものだけでなく、虫歯を削った後にセラミックを詰める、セラミックインレーという治療法にも対応しています。

インプラント治療（※）とは、あらゆる疾患や事故によって歯を失ってしまった方のための治療法で、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上にセラミックでできた人工の歯を被せます。もともとは、「入れ歯ではなく、自分の歯と同じように噛めるようになりたい」という発想が原点で、総入れ歯の方に応用することから始まったこの治療ですが、現在ではかなり幅広い症例に対応できるようになっています。見た目は自然の歯とほとんど変わらない仕上がりで、機能性においても、従来の入れ歯やブリッジに比べて数倍の力で噛むことが出来、他の歯にかかる負担もありません。

千葉歯科クリニックでは、まず初心において患者様の口腔内の検査をしっかりと行い、それをもとに今お口の中がどういう状態なのかを丁寧にわかりやすくご説明します。その上でカウンセリングを行い、患者様の希望になるべく沿った形で、心から納得していただける治療を提供します。
また、治療が終わった後も、その歯をなるべく長持ちさせるように、そして口腔内の健康を維持するためのメンテナンスも重要です。そのために、患者様と末永くお付き合いさせていただくことをモットーとしています。
歯科医院に対して恐怖心のある方の不安を取り除く痛みを抑えた治療法
こどものころに歯科治療で怖い思いをされた方、過去に痛い治療をされて嫌な思いをされた方等、歯医者に対して怖いイメージをお持ちの方でも不安なく治療を受けていただけるように、麻酔やレーザーを用いたなるべく痛みを抑えた治療を提供できるよう努力しています。もちろん、麻酔をする際にも痛みを感じないようにしていますし、レーザーによる治療は、タービンで歯を削るときのキーンという嫌な音がしないので、あの音が苦手という方にも気兼ねなく治療を受けていただけます。

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、歯ブラシ等ご自宅でのケアだけでは取りきれない部分を専用の器具を使って綺麗にしていくクリーニング法で、3カ月に１回くらいの頻度で受けていただくことにより、虫歯や歯周病のリスクを抑え、歯の着色なども防ぐことが出来ます。

フッ素には、歯の再石灰化、細菌の活動の抑制、エナメル質の強化などの働きがあり、虫歯を予防することが出来ます。生まれたての赤ちゃんの口の中には、虫歯の原因菌は存在しません。周りの大人とのスキンシップや、食事の際の箸やスプーンなどから感染してしまうのです。ですから、1歳くらいから歯が生えるたびにフッ素を塗ると、虫歯になりにくい口腔内を作ることが出来ます。歯が生えそろった後も、年に2～3回くらい塗布することで良い影響を与えます。

日本は欧米諸国に比べ、デンタルIQが低いと言われています。デンタルIQとは、歯や歯に対する知識の多さもそうですが、その知識を実際の自分の生活に生かせているかどうか、たとえば正しくブラッシングが出来ているか、定期的に歯科検診を受けているかなど、歯に対する関心が高いかどうかということです。アメリカでは、きれいな美しい歯と歯並びがその方の育ちの良さや教養と結び付けて考えられ、出世などにもかかわってくる重要なことです。また、アメリカには日本のような保険制度がありませんので、歯科治療はかなり高額になってしまいますが、その費用をかけてでも、治療を受けているのです。

歯科医院に来られる方は、あらゆる悩みや不安があり、緊張した状態で来院される方がほとんどです。当院では、なるべく患者様にリラックスして過ごしていただけるように、院内全体をリラックスできるカラーで統一し、広々とした明るい空間で、木のぬくもりを感じていただけるような内装にしました。そして、患者様のプライバシーを考慮し、すべての診療室を個室にしました。治療用の診療室と予防専用の診療室を設け、患者様の診療内容に合わせて使い分けをしております。