治療内容｜越智歯科昭和町医院

当院では、虫歯の治療などで歯を削った患者さまに対して、機能を取り戻すことを目的とする保険の範囲内の診療に加えて、見た目の美しさや機能性を備えた、自由診療である美容診療も行っております。

当院ははこの美容診療こそが、矯正歯科・ホワイトニング・インプラントなど、さまざまな診療科目の基礎であると考えています。「歯の色が気になる」「つめ物やかぶせ物を自然な歯の色にしたい」「歯並びを美しくしたい」など、患者さまのご希望されることは実にさまざまです。

その多様なご要望にお応えしつつ、歯科医師としてお口の中の健康や、それぞれの治療のメリットで機能アップを図ることが重要と考えています。美しさだけでないトータル的な歯科診療、それが当院のこだわりです。保険診療の範囲の内外を問わず、歯の治療をお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。

「ホワイトニング」を始めるきっかけは、見た目を気にされたときという方は多いのではないでしょうか。
当院でホワイトニングを受けられる患者さまの年齢は20代から30代の女性ですが、最近では男性の方も増えております。歯が白くなると、顔まわりも明るく見え、印象自体も明るく見えるようになりますので、年齢や性別に関係なく、さまざまな方におすすめしております。

また、当院は結婚式に合わせて歯を白くしたいという患者さまも多いのですが、結婚式までの期間によって異なる方法をおすすめするなど、患者さまのご都合やご要望に合わせてご提案いたします。

ただし、ホワイトニングは、コーヒーをよく飲むなど、患者さまの生活習慣によって後戻りしやすくなる場合がございます。
定期的なクリーニングで白さをキープし、さまざまな角度からお口の意識を高めるお手伝いをさせていただきますので、ぜひご相談ください。

当院で矯正治療を受けている方は、男女ともに10代から30代の方が中心です。歯並びにコンプレックスを感じていて、きれいな口元になりたいと考えて治療を受ける方が多いと感じています。

矯正治療は、叢生（ガタガタした歯並び）やすきっ歯など口元の見た目で悩まれている方が受ける治療、というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。確かに、歯並びをきれいにすることでコンプレックスが緩和されたり、口元が気にならなくなるきっかけにつながったりするという点は、矯正治療のメリットです。

しかし、矯正治療のメリットはそれだけではありません。例えば、噛み合わせが改善され、特定の歯にかかっていた負担を分散できれば、摩耗や破損などのリスクを下げることにつながります。また、歯並びのガタガタがなくなって歯ブラシがすみずみまで届きやすくなれば、虫歯や歯周病を予防しやすくなるでしょう。

つまり、矯正治療は天然歯をより長持ちさせるなど、お口の健康維持に役立つというメリットもあるのです。

虫歯や歯周病、外傷などで歯を欠損してしまった際に、機能を取り戻す手段としては入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があります。

入れ歯やブリッジは、問題のない周囲の歯を削る必要が発生しますので、そのリスクを回避できるのがインプラントのメリットです。また、顎の骨に埋め込んだ人工歯根が力をしっかりと伝えるので、他の二つの方法と比較して、ご自身の歯で噛んでいるような感覚を味わえることも大きな魅力です。

インプラントは手術を伴いますので、精神的にプレッシャーを感じる方も多いと思います。しかし当院は、歯科用CTを用いて定量的な診断を行うことで、人的ミスのリスクを低減しています。

当院では2社のインプラントメーカーを採用し、埋入方法も状況に分けて二つの選択肢を持っています。また、骨が足りない方への治療も対応可能となっている体制です。インプラントをお考えの方はぜひ当院にご相談ください。

いつまでもご自身の歯を良い状態で維持するためには、歯科医院での定期検診は欠かせません。当院の定期検診では毎回患者さまの口内写真を撮影し、お口の現状をご確認いただいています。

お子さまの場合はご本人やご家族に口内の変化や成長具合を確認していただき、その時々に合った歯ブラシや磨き方などを、歯科医師や歯科衛生士からアドバイスいたします。

幼少期のより良い口内環境を20歳、40歳、60歳…といつまでも保っていくためには、日々念入りなブラッシングを行い、歯科医院で定期的に口内をチェックし、歯石除去といったクリーニングを受けることを習慣にすることが重要です。

「継続は力なり」です。まずは一度ご来院いただき、当院と一緒に健康で美しい口内環境を保つ練習から始めませんか。

ご年配の方やお身体が不自由な方など、さまざまな理由で通院が困難な方がいらっしゃいます。健康な方と比べると、やはり通院できない方のほうが虫歯や歯周病などにかかる危険性は高くなってしまうでしょう。

虫歯や歯周病になる危険をできる限り軽減し、健康なお口を維持するためには、定期的に歯科検診を受診していただくことと、正しいセルフケアが非常に重要になります。

自覚症状がすでに出ている方だけでなく、例えば、1年以上歯科医院を受診していない方や、虫歯ができていないか不安がある方、もしくはそのような方のご家族の方は、まずは一度当院の訪問歯科診療をご利用ください。

小児矯正は、舌癖があるお子さまや、そのままにしておくと将来的に歯並びや噛み合わせに問題が生じそうなお子さまに、前向きにご検討いただきたい治療です。

具体的には、上下の歯を噛み合わせてみた際に、側切歯（正面から左右に数えて2番目の歯）が内側を向いていると、少しずつ内側に入っていく可能性がありますので、将来の歯並びをより良い状態にするためにも治療をご提案しています。

また、小児矯正は何歳から始めれば良いのか、お悩みの親御さまも多いのではないでしょうか。小児矯正は永久歯が生えそろう前に行う治療なので、当院においても小学校2年生頃から中学校3年生頃のお子さまが中心です。

8歳頃から13歳頃まではMFT（口腔筋機能療法）やリンガルアーチで様子を見て、永久歯が生えそろった13歳から15歳頃から、ワイヤー矯正によるⅡ期治療に移行するものとお考えください。

永久歯の生えそろう時期には個人差がありますので、お子さまのお口の状態を定期的に観察して、より良い時期での治療をご案内するよう努めています。

当院は「親子一緒に気兼ねなく通える歯科医院」を目指し、さまざまな取り組みを行っています。

歯科治療に対して「怖い」「痛そう」など、不安な気持ちを抱いているお子さまがほとんどではないでしょうか。そのため当院は、無理に治療を進めることはありません。お子さまのペースに合わせて、最終的には進んで治療へ協力していただけるようになることを目標としています。

「明るく、温かく、病院らしくない」をモットーに、院内は明るい雰囲気になるようデザインし、キッズスペースも設けました。授乳室やおむつ交換台もご用意していますので、小さいお子さまがいらっしゃる親御さまも気兼ねなく一緒にお越しください。

診療室・カウンセリングルームは個室となっていますので、不安なことやわからないことなどもご相談しやすい環境だと思います。