こだわり｜西葛西杉井歯科クリニック　キッズプラス

当院ではすべての診療チェアに、小型のカメラを設置しています。それを使って患者さまの口内を撮影し、モニターで一緒に確認しながら、治療の説明に役立てています。

奥歯の裏側など、普段見えにくい場所まで映し出せるので、患者さまの中には「こんなところに虫歯があったなんて」と驚かれる方もいらっしゃいます。ご自身のお口の様子をしっかりご覧いただくことで、治療の必要性をしっかり納得してから、処置に移ってもらえるようにしました。

他にも、カウンセリング用ソフトを使って、画像をお見せしながら治療の状況をお伝えしています。少しでもイメージが湧きやすいようにすることで、処置へのモチベーションにつなげられるようにしました。もちろん、専門用語は言い換えるなどして、分かりやすくお話しいたします。もし疑問などがありましたら、歯科医師まで何なりとお尋ねください。

当院では、お子さまはもちろん、親御さまにとっても通いやすい設備を整え、「0歳から通える歯科医院作り」を目標にしています。

まだまだ目の離せない年齢のお子さまでも、気兼ねなく当院にお連れいただくべく、午前中は複数の受付スタッフを置き、午後は保育士資格を持つスタッフを配置して、親御さまをサポートできる体制を整えています。医院の入口から診療室までは段差を極力なくして、ベビーカーで入室できるようにし、さらに親子で遊べるキッズスペースや、お手洗いにはおむつの交換台も用意しました。

診療室には、フルフラットになる牛柄の診療チェアを置き、お子さまが楽しく治療を受けられるようにしています。通常の診療チェアだと倒した際、恐怖心につながることもあるため、平らなチェアにお子さま自ら上っていただき、治療を受けられるようにしました。さらに天井にはテレビを見られるモニターを設置するなど、診療がスムーズに進む工夫を凝らしています。

A.表面麻酔と電動麻酔以外に、治療中に急に舌を動かしても傷つけないようラバーダムを敷いています。


お子さまにとって初めての歯科治療経験は重要なものです。そこで痛い思いをすると、大きくなってからも歯科医院が怖いという気持ちが抜けないかもしれません。なるべくそうならないために声がけをしたり、痛みの少ない治療を心がけています。

そして治療をするときにはラバーダムというゴム製のシートをお口全体にかけ、治療する歯だけをシートの穴から出した状態にします。これがあると、治療中にお子さまが急に舌や頬を動かしても傷つけずに処置ができるのです。

A.お越しになったすべての患者さまに、不安なく診療を受けていただきたいと思っています。


治療器具の使い回しはありません。患者さまごとに、タービンまですべて交換しています。使用した器具は、ジェットウォッシャーで高圧洗浄してからクラスBのオートクレーブに入れて高温高圧で滅菌処理を行います。タービンには専用の滅菌器を使い、付着した細菌を内部まできちんと死滅させます。

洗浄滅菌を終えた器具は、一人分ごとに滅菌パックに入れて密封状態で保管します。使う直前まで開けることはありません。さらに滅菌できない素材のものは使い捨てを導入し、衛生的な治療環境を維持しています。

お口の健康は、全身の健康にもつながりうるだけでなく、バランスのよい食生活を送る上でも大切なポイントです。また、お口を健やかに保つには1回限りの治療ではなく、継続して検診を受けていくことが必要になります。

当院では、0歳からお口の状態チェックに通っていただける体制を整えています。1歳半から3歳の間という虫歯になりやすい最初のピーク時に、お子さまの歯を守れるようにしました。幼稚園の検診ではじめて虫歯に気がつくといったことのないよう、ぜひお口が健康なうちから通院してほしいと願っています。

0歳から通院していれば、恐怖心を感じ出す3歳頃までに、歯科医院という環境に慣れることも期待できます。幼い時からケアに取り組めば、生えてきていない歯がある場合も対処でき、生えたばかりの歯にフッ素を塗って虫歯を予防することも可能になります。

もちろん当院は、大人の方の治療も承っています。ぜひご家族皆さまのかかりつけの歯科医院としてご活用ください。