治療内容｜北村歯科医院

A.患者さまが負担を感じにくい治療に努め、一人ひとりの時間を大切にしています。


当院の院長は三代目ということもあり、先代院長の頃から通院を続けてくださる患者さまも少なくありません。先代の頃は子どもだった患者さまが、現院長の代では年配になっていることもあるので、そんな方を見ると「これからも地域に根差した治療をしていきたい」と思えます。

患者さま一人ひとりとしっかり向き合い、懇切ていねいな治療を提供したいからこそ、診療時間は余裕を持ってスケジューリングするようにしました。歯科医師はもちろん、歯科衛生士も患者さまと信頼関係を築きながら日々診療にあたっています。

虫歯と歯周病は、細菌が引き起こす感染症です。そのため、お口の中に存在する細菌の状態を把握し管理することが、症状の進行を抑えることにつながります。

当院では、まず細菌検査を通して口内細菌の数や種類を判定し、リスクの程度を判定したうえで予防計画を検討しています。また、位相差顕微鏡で生きた細菌を実際に観察して、お口の環境を確認することも可能です。

治療後の歯科検診にあたっては、写真などを用いてお口の現状や症状の改善具合をお伝えしています。清潔な口内環境を維持するためのクリーニングも行いますので、ぜひ2～3カ月に1回を目安にお越しください。

大学院で歯周病についての研さんを積んできた院長が、習得した知識と技術を活かし、一人ひとりの症状に合わせて治療計画をご提案しています。

治療において注力しているのは、できる限り早い段階で重症化を食い止め、歯を抜かずに済む環境へと改善することです。その取り組みが、患者さまの歯の保存につながります。

症状が進行してしまった場合でも、すぐに抜歯を選択するのではなく、歯茎を切開し歯石を取り除くといった外科処置で対応することができます。たとえ重度の歯周病であっても、根気強く歯石を除去することで歯を残せる可能性があります。

歯周病治療は地道な努力がゴールを左右します。大切な歯を1本でも多く守れるように、一緒に改善に向けて取り組んでいきましょう。