当医院の予防歯科では、歯科衛生士が丁寧なブラッシング指導や口腔内洗浄を行っています。虫歯や歯周病は、口腔内に細菌が増殖することで引き起こされるため、毎日のブラッシングでそのリスクを低下させることが大切です。当医院では、歯科衛生士が丁寧にブラッシング指導をいたしますが、日々のブラッシングのみではどうしても残ってしまう汚れについては、定期的な歯科洗浄で落としています。歯科洗浄の際、医院へお越しいただきますので、そこで口腔内のチェックもでき、小さな虫歯などが発見された場合にはその場で治療することができます。歯科洗浄にお越しいただく期間は、大体半年程度となりますが、患者様の口腔内環境やご希望により、1か月から半年の間で行っております。予防で大切なことは、患者様に予防の必要性、歯周病や虫歯のことについてしっかりとご説明して、ご理解いただくことにあると思います。当医院では、より患者様にご理解をいただけますように、口腔内カメラやパノラマレントゲン、そして顎の模型など用いてわかりやすくご説明いたします。
虫歯治療に関しましては、ミニマルインターベンションの考えに基づき、出来る限り削らない治療を行っております。ミニマルインターベンションとは、可能な限り歯を削らないというような基本的な治療方針のことですが、歯は一度削ると元には戻らないために、出来る限り歯を傷つけないように治療を行っております。特に早期発見された虫歯に関しては、削らずに治療できる場合が多いので、早期発見のために予防歯科を行うことをおすすめいたします。虫歯も重度になり、すでに穴が開いた状態ですと、う蝕部分を取り除く必要があるために歯を削ります。
お子様の予防歯科は、実は妊娠中に始まっています。なぜなら、産まれたての赤ちゃんの口腔内には歯周病菌や虫歯菌といった細菌は存在しませんが、母子感染により赤ちゃんが虫歯菌や歯周病菌に感染してしまうケースがあるからです。虫歯や歯周病を遠ざけるためには、菌を避ける必要があります。成長に伴い、虫歯菌や歯周病菌にはいずれ感染するかもしれませんが、少なくとも赤ちゃんの時に感染するというリスクを回避していますので、特に赤ちゃんの虫歯のリスクは低下します。また、お子様が出産後に成長するに従って、生活スタイルに合わせて取り組める予防プログラムをご提案いたします。お子様には歯医者は怖い場所ではなく、楽しく、お口の健康を守ってくれる場所であると感じてもらえればと思います。
また、妊娠中の方のお口は、妊娠による女性ホルモンの分泌量の増加により、歯周病にかかりやすい状態になっています。妊娠中の口腔内を清潔に保ち、歯周病を防ぐことがマタニティーケアです。母子の健康をお守りしたいと思います。
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