予防歯科の治療内容｜もみやま歯科・矯正歯科

歯磨きは1日3回するという事を聞いたことがある人は多いと思いますが、会社勤めをしている方など忙しい方にとっては1日3回の歯磨きというのは難しい事です。しかしこの1日3回歯磨きをするという事には誤解があり、実際には1日1回きちんと磨く時間があれば良いという事が分かってきています。このような事を患者様にお話しすることで、1日1回でいいのなら毎日きちんとやってみようというような意識を持ってもらう事につながっていきます。歯磨きをきちんとするという事を意識してもらい、患者様にはライフスタイルに合わせた磨き方、お口の中の管理の仕方を覚えていっていただきたいと思っています。

ライフスタイルにより歯磨きやお口の中の管理の仕方が変わるというのはお子様にとっても同じことです。2歳3歳ぐらいまでのお子様には親御様の協力が必要になってきます。小学生や中学生になってくると、部活や社会との関わりも増えてきてしっかりとお口の中を管理していかないと口腔内の環境が悪くなってしまう可能性があります。お子様に対してもその年代合わせた予防方法というのを提案させていただいています。小さいお子様の歯磨きにおいては仕上げ磨きが重要な事になります。この仕上げ磨きは親御様にしていただくのですが、親御様の中には綺麗にしなきゃという思いから一生懸命仕上げ磨きをしてしまう方もいらっしゃいます。一生懸命に力を入れて磨かれるとお子様にとっては痛みを伴ってしまうもので、仕上げ磨きを嫌がる様になってしまいます。お子様に仕上げ磨きは楽しいものだと思ってもらう事が大事ですので、初めのうちは仕上げ磨きに対して歯を綺麗する為に行うのではなく、お子様とのコミュニケーションをとる時間というような意識を持って行っていただきたいと思います。小さいころから歯磨きは楽しいものだと思ってもらい、きちんと歯磨きをして管理していくことは将来の予防につながっていきます。

予防歯科において、患者様の意識を変えていくというのが目標であります。歯磨きなど、毎日ケアをする事によりお口の中の管理をするという意識があるかないかというのは患者様を見ているとわかってきます。治療が終わるとそのままになってしまう患者様と治療後も定期的にチェックしに来られる患者様とでは、お口の健康状態は違います。当医院では患者様意識を変える、またはモチベーションを維持してもらう為に患者様の口腔内写真を定期的に撮らせていただいています。撮影した写真は全てデータ保存をして治療前後でどれだけ変わっていったかを患者様にお見せして説明しています。このように写真で見ていただくことは、頑張った事に対する目に見える結果としてとても分かりやすく、患者様の更なる意識向上にもつながっていくと思っています。この他にも患者様の唾液検査（※）を行い、お口の中の細菌の量を調べています。治療前後での細菌の量の変化を見る事で、提案させていただいた予防方法が合っているかどうかを知ることが出来ます。もし細菌の量に変化がないようであれば違った予防方法を提案させてもらうようにしています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。