治療内容｜河野歯科医院

当院では、歯周病の治療において、院内でのクリーニングをしっかり行うとともに、患者さまご自身にご自宅でケアを行っていただくようにしています。
また、お子さまが虫歯にならないために、しっかりブラッシングができるように指導しています。お子さまであっても、治療についてしっかり理解していただいたうえでお手入れすることで、歯や歯茎の状態がよくなります。
また、口腔内の状態をよくするためのモチベーションを高めていただくとともに、歯周病の治療を促しています。そうすることで、メンテナンスの必要性を感じていただくことができます。

歯周病はご自分では気づきにくい病気であり、検査をしてデータとして見ていただくことで、理解される方も多いです。
治療を行う際には、どうやったらよくなるのかということを患者さまに説明をして、モチベーションをあげていただくようにしています。1度のブラッシング指導だけで、正しいブラッシングが身につくわけではありませんが、何度か来ていただくことで、患者さまのお口に対する意識が上がり、正しいブラッシングを覚えていただけます。そして、お口に対する意識が上がることで、歯ブラシだけではなく歯間ブラシなども使って磨かれるようになっていきます。
当院のクリーニングでは、歯茎の上の歯石だけをとるだけではなく、歯茎のなかの歯石もとり、全体的にきれいにしていきます。状態がよくなるまでは、頻繁にメンテナンスに来ていただく必要がありますが、改善してくると、何ヶ月かに1回のメンテナンスでも、きれいな状態を保っていただけるようになってきます。

当院では、保険の素材のほかに、自由診療の素材（※）も扱っており、患者さまのご要望をお聞きしたうえで治療を行っています。詰め物や被せ物は、長持ちしないと意味がありません。そのため、よい素材を使用することも大切ですが、土台となる歯茎の状態を整えたうえで治療を行うことが重要です。
当院では、歯茎の状態をよくしたうえで、詰め物や被せ物の治療を行っていますので、治療後の状態に納得される患者さまが多いです。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

ホワイトニング（（※））は、院内で行うオフィスホワイトニング（※）と、患者さまご自身にご自宅で行っていただくホームホワイトニング（※）の両方に対応しています。

大きなライフイベントを予定されていて、とにかく早く白くすることを求められている方には、オフィスホワイトニングがおすすめです。
しかし、当院は基本的に、ホームホワイトニングをおすすめしています。ホームホワイトニングは、薬剤が強くないため、歯へのダメージが少ないです。また、患者さまご自身のペースで行うことができることから、継続して行うことができ、作用を持続させることができます。

治療の進め方としては、まずは、ホワイトニングの説明を行ったあとに、より美しく白い歯にするために、歯のクリーニングを行います。そして、患者さま一人ひとりに合わせたマウストレーをおつくりします。ホワイトニングの作用を高めるための、食生活や使用方法の注意点もありますので、この説明もしっかりと行って、白い歯を目指していただきます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

お子さまの場合には、ブラッシングをきちんと行っていれば、虫歯にはなりません。そのため、親御さまからもブラッシングを促していただくとともに、食生活で気をつけていただくことなどをお伝えしています。また、虫歯の治療をしたとしても、そのあとのケアをしっかりとしていないと、繰り返してしまいます。そのため、治療後のケアをしっかりと行えるように、アドバイスをしています。
大人もそうですが、お子さまは特に歯科医院に対する苦手意識や恐怖心が強くなっています。そういったお子さまに対して、押さえつけるなどをして無理に治療を進めてしまうと、トラウマが残り、治療に来られなくなってしまいます。そういった事態にならないように当院では、はじめに器具を触ることや、ブラッシングを行うことから入り、お子さまが慣れてきてから治療をはじめています。
また、お子さまの虫歯予防として、フッ素のほかにもシーラントを用意しています。3ヶ月に1度、保険診療でのフッ素塗布を受けていただくことをおすすめしています。また、シーラントは、奥歯の溝を埋めるために使うプラスティック素材で、奥歯の虫歯の予防作用があります。材料にはフッ素が含まれていますので、歯を守る相乗作用があります。

入れ歯づくりにおいては、噛みやすさを意識するとともに、材料にもこだわっており、一般的に使われているものよりもよいものを使うようにしています。
当院では、患者さまの口腔内に合った入れ歯をつくるために、患者さまに合ったトレーをつくってから入れ歯の型どりを行っています。既成のトレーを使うのではなく、患者さま専用のトレーをつくることによって、フィット感が高まります。
また、入れ歯をつけていることをわかりにくくするために、バネがないタイプ（※）のものをご用意しているほか、金属床（※）などのさまざまな素材をご用意しています。保険の素材か自由診療の素材か、という判断は患者さまのご要望によって決めていきます。保険だから手を抜くということはありません。まずは患者さまのご要望をお聞かせください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

親知らずは、歯ブラシが届きにくい位置に生えてきますので、虫歯になる可能性が高くなります。また、まっすぐに生えるばかりではなく、斜めに生えてくるケースが多くあり、ほかの歯への影響がでてくることもあります。
このような場合の親知らずは、抜歯をする方がよいと考えています。逆に、きれいに生えそろっている場合には、抜歯をする必要はありません。
当院では、親知らずは将来のリスクを想定して、治療計画を立てていくようにおすすめしています。