親知らずの抜歯では、できるだけ痛みを抑えながら感染や出血を防ぐことを重視しています。まずは痛みをしっかり抑えられるよう、虫歯治療のときとは違う「伝達麻酔」という麻酔をていねいに行い抜歯します。
処置後になるべく腫れることなく改善しやすい状態にするには、出血を減らして少しでも短時間で処置を終える必要があります。処置にかかる時間は5分から1時間ほどと親知らずの生え方によって異なりますが、歯茎に埋まり横向きに生えた親知らずであっても1時間以上かかることはありません。最後は感染予防のため、患部の洗浄消毒もきちんと行います。
もちろん、患者さまの恐怖心を少しでも和らげられるよう、お気持ちに寄り添いながら治療を進めています。ご不安などは遠慮せずにお伝えください。
親知らずを抜歯するのであれば、歯の根っこ部分が完成する20代半ばごろまでに行うことをご提案します。若いほど抜きやすく、根っこが完成後は徐々に抜きにくくなります。ぜひお早めにご相談ください。
上下でしっかりと噛み合っていて、しかも問題なく歯磨きができているような親知らずであれば、あえて抜歯する必要はありません。ただ現実的には、このような生え方をした親知らずは少ないでしょう。横向きに生えてしまっていることも多く、トラブルの原因となりやすいのです。
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