宮本歯科医院（城東区）

当院の院長は、20年以上歯科治療に携わってまいりました。そのなかで変わらずに大切にしているのが丁寧な診療です。詳細な診断が必要と判断した場合、まずは放射線量が非常に少ない歯科用レントゲンでお口の状態を撮影しましょう。その結果の説明には専用の資料を用いるほか、絵に描いたり、模型を使ったりして、患者さまにもイメージしていただきやすいよう心がけました。

いま起きている症状について、きちんとご理解いただけたあとは治療方法の決定です。同じ治療が必要な場合でも、患者さまによって重視するところは違います。機能や見た目、費用負担の軽いものなど、患者さまご自身にお選びいただける治療法をいくつもご用意して、メリット・デメリットを含めて詳細にお伝えします。
その日に行う治療内容と、これからの治療の進め方も毎回ご説明していますので、きちんとした説明を受けたうえで治療を受けたいとお考えの方はぜひお越しください。

大人でさえ歯科医院にいいイメージを持っていない方が多いのですから、お子さまの場合はなおさらです。押さえつければ治療は早く済むかもしれませんが、そのように治療を行ったお子さまが成長した時、自ら歯科医院に通おうと思えるでしょうか？

私たちはいま治療をすることで、なにか起きた時にすぐ歯科医院に行って、いつまでも自分の歯を健康に保っていただけるよう長い目で見て治療を行います。
自分から診療台に座れるか、口を開けてくれるかを見ながら慎重に進めますので、親御さまは、お子さまのペースに合わせて行う治療にご協力ください。
また、親御さまにはお子さまが虫歯になった原因やフッ素塗布の正しい知識、おやつのあげ方なども説明させていただいています。お子さまの歯の健康を守ることは、私たち大人の大切な使命です。

入れ歯のメリットはなんと言っても外せることや持病がある方でもご使用いただけることではないでしょうか。入れ歯をするためには支えとなる歯を削る必要がありますが、その量はほんのわずかで身体を傷つけることはありません。
また、安易に着脱可能な入れ歯を使用することでお口のなかの掃除がしやすくなり、口腔内を衛生的に保つことができます。
当院の入れ歯は、「保険でしっかり噛めるもの」であることを心がけています。それは、どのようなライフスタイルの方にもなくしてしまった歯はきちんと補って、いつまでも美味しく食事を楽しんでほしいと願ってのことです。歯や歯茎、全体のバランスなど細かな部分まで配慮して取った型は、連携している2つの技工所のどちらかにお渡しして製作を行います。一人ひとりに合うものをご提供するためには、指示書や電話でのこまめなやり取りは欠かせません。
さまざまな工程を経てつくった入れ歯は、患者さまに装着していただいてからがスタートです。
違和感の少ない入れ歯で、これまでと変わらず食事や会話をお楽しみください。

歯に強い痛みを感じたり、重度の虫歯と言われると「神経を抜かなければいけないのかな」と思う方もいらっしゃると思います。
ご存知のとおり、歯の内側には神経や血管が通っていて、その部分を根管と呼びます。重度の虫歯や神経や血管を抜いて空になった根幹を清掃し、薬を詰めて歯を残すのが根管治療です。

以前は神経を抜いたら終わりという傾向にありましたが、いまは研究も進み、たとえ神経を抜く必要がある歯でも、できる限り抜かずに残すことができるようになってきました。なるべく歯を残すことで、もしなにか起こった時にもその歯を有効に活用できる場合があります。
これまで長きにわたり根管治療に携わってきた歯科医師による治療で、自分の歯を長く保ちましょう。