原歯科医院

当院は先代の院長がこの地域で開院し、診療してまいりました。来院される方の中には、親子3世代にわたって通ってくださる方や引っ越した後も遠方からお越しくださる方もいらっしゃいます。

処置に入る前には、ていねいに説明することを重視しております。きちんと納得していただいた上で、治療を受けていただきたいからです。まずは、歯や口内の状態を細部まで検査します。その後、治療計画を分かりやすく説明いたします。

患者さまとのコミュニケーションを密に取っており、地域に根付いた歯科医療を提供しております。患者さまにはぜひ、遊びに来るような気楽なお気持ちでお越しいただければ幸いです。

虫歯の治療から歯の神経を除去する根管治療まで対応しております。歯を削る時や根管をきれいにする時は、拡大鏡やマイクロスコープを使用するため、細かな作業を行うことが可能です。

拡大鏡は普段の診察でも使用しており、肉眼で見るよりも細かな部分まで確認するのに役立っています。虫歯治療の時に使用すると削る部分をより少なくすることができ、健康な歯質を多く残すことにつながります。

また、マイクロスコープは拡大鏡よりも高倍率に視野を拡大することができ、ライトも付いているため、奥歯の見えづらい部分の処置や根管治療などに役立ちます。写真撮影も可能なため、患者さまに実際の口内の画像を見ていただくことができます。

大人になっても歯科医院に通っていただくため、当院ではお子さまが嫌がっている場合は無理に治療をしないようにしています。そうでないと、歯科医院自体に嫌な印象を持ってしまい、通院したくなくなってしまうからです。

そして、親御さまにはなるべくお子さまのお口を定期的に確認していただくようにお伝えしております。口内を確認する機会があれば、異変にもすぐに気づくことができるので、小学校の低学年までは親御さまが仕上げ磨きをしてあげるのが良いでしょう。

学校でも定期的に歯科検診がありますが、そこで虫歯の判定がなかったからと言って、健康な口内であるとは言い切れません。なるべく定期的に歯科医院に通院していただき、予防していくことが重要です。

治療が終わったら、3カ月に1回程度の定期的なメンテナンスにお越しいただくようおすすめしております。早めに来ていただければトラブルの再発防止になりますし、もし治療が必要になった場合でも治療回数や期間を抑えることができるからです。

メンテナンスでは、まず歯石をスケーラーで取り除きます。その後、虫歯や歯周病の原因となる「バイオフィルム」が再び付かないように、回転式ブラシで研磨して歯の表面を磨きます。そして、最後にフッ素塗布をして歯質を強化するという流れになります。

日頃からていねいにケアをしていても、磨き残した歯垢がバイオフィルムとなってしまうことは珍しくありません。それを除去するためには、歯科医院でのクリーニングが必要です。