気になる口臭や口の中の不快感をなくすために世界中で愛用されているリステリン。リステリンで口をすすいだ後のすっきりとした爽快感は、一度味わうと手放せないほどです。しかし、リステリンの働きはそれだけではなかったのです。リステリンには、わたしたちの口の中を健康に保つために欠かせない大切なチカラが備わっていました。
この記事では、リステリンに期待できる3つの効果をご紹介します。リステリンがどのような効果を発揮するのか理解して、口の中を健康に保ちましょう。
気になる口臭や口の中の不快感をなくすために世界中で愛用されているリステリン。リステリンで口をすすいだ後のすっきりとした爽快感は、一度味わうと手放せないほどです。しかし、リステリンの働きはそれだけではなかったのです。リステリンには、わたしたちの口の中を健康に保つために欠かせない大切なチカラが備わっていました。
この記事では、リステリンに期待できる3つの効果をご紹介します。リステリンがどのような効果を発揮するのか理解して、口の中を健康に保ちましょう。
医薬部外品であるリステリンには強い殺菌作用をもつ有効成分が含まれています。口臭の原因はいくつかありますが、なかでも大きな影響を与えているのが口の中に存在する菌です。口の中の食べかすなどに細菌が繁殖して嫌なにおいが発生します。リステリンに含まれる有効成分には、口臭の原因となる菌をやっつける働きがあります。
リステリンには歯周病を予防する効果もあります。歯周病の主な原因はプラーク(バイオフィルム)と呼ばれる細菌の塊です。口の中は水分も食べ物(食べかすなど)もあり、37度前後の快適な温度が保たれているため、細菌が繁殖しやすい環境です。そのため、口の中を清潔に保たないと菌がどんどん増えていき、プラークが歯にこびりついてしまいます。
そして、菌が生み出す毒素によって歯茎が傷つけられ、骨も溶かされてしまいます。リステリンの殺菌作用で、このようなプラークができるのを防げる効果が期待できます。ただし、予防効果は期待できても、歯周病を治す効果はありません。
歯にこびりついたプラークは虫歯の原因にもなります。虫歯を防ぐためにも、毎日の歯磨きでプラークを取り除かなければなりません。ただし、歯と歯の間や、歯と歯茎の間など、どうしても歯ブラシが届かない部分があります。
そこで、リステリンで口をゆすぐことで歯ブラシでは取りきれなかった菌をやっつけるというわけです。リステリンにはいくつか種類がありますから、液体歯磨きタイプのもので口をゆすいでからブラッシングするという方法も可能ですし、歯磨きの後にリステリンを使用することもできます。
リステリンには次のとおり、種類があります。使い心地も異なりますから、自分の好みのタイプを見つけると良いでしょう。
刺激が強いタイプです。オリジナル独特のスーパードライテイストはクセになる人もいるようです。上級者用といわれています。
ミントの味ですっきりと気分が爽快になる味です。刺激は強いですが、ミントの甘さがほんのり感じられます。
刺激は強いですが、ミントの心地よさがあります。オリジナルでは刺激が強すぎる人はクールミントから始めるとよいかもしれません。
ノンアルコールで低刺激のタイプです。アルコールや刺激が苦手な人におすすめです。マウスウォッシュに慣れていない人向きです。
リステリンの基本となる4つの薬用成分に加えて、歯石が付くのを予防する効果の期待できる有効成分が配合されています。
プラークや歯石が蓄積するのを防いで歯肉炎や口臭を予防するだけでなく、白い歯を手に入れたいなどトータル的に口のケアをしたい人におすすめです。
トータルケアでは刺激が強い人は、トータルケアゼロを使うとよいでしょう。トータルケアの低刺激・ノンアルコールタイプです。
リステリンは種類によって適切な使い方が少し異なります。マウスウォッシュと呼ばれる「洗口液」としての使い方と、「液体歯磨き」としての使い方で分けてお伝えします。
洗口液の使い方はとてもシンプルです。適量を口に含んで、30秒ほどゆすいでから吐き出すだけ。より効果的に使用するには、次のようなステップで行うことをおすすめします。
ステップ①
ふだんどおり歯磨きをします。歯に汚れが付着している状態では、リステリンの十分な効果が得られません。
ステップ②
適量である20mlのリステリンを口に含みます。ボトルによってキャップに入れる目安が異なります。1,000mlボトルではキャップ半分、500mlでキャップ8分目、250mlでキャップ1杯、80mlではキャップ3杯となります。
ステップ③
30秒ほどかけて口をゆすいでから、吐き出してください。
リステリンは、歯磨きをするたびに使用するのが理想です。できるだけ朝と夜の2回使いましょう。また、リステリンは刺激が強過ぎると感じる人も少なくありません。刺激が気になる人は、水で薄めてから口に含むとよいでしょう。
液体歯磨きの場合は洗口液とは異なり、適量を口に含んでしっかりとゆすいで吐き出した後にそのままブラッシングしてください。ふだん使っている練り歯磨き粉の代わりとして使うことができます。
口の中の汚れを落とすには歯磨きは欠かせません。ところが、歯磨きだけでは25%ほどしかケアができていないといわれています。舌や歯茎、口の粘膜などの汚れはふだんの歯磨きではなかなか落とせません。そこで、口の中のすみずみまですっきりと殺菌できるリステリンの使用がおすすめなのです。
リステリンには4つの有効成分が含まれているため、歯磨きでは落としきれなかった菌に働きかけ、口臭だけでなく歯周病や虫歯を防ぐ効果も期待できるのです。
リステリンに期待できる3つの効果をご紹介しました。リステリンには口臭予防だけでなく、歯周病や虫歯を防ぐ効果が期待できます。お口の中はトラブルが起こりやすいところですから、毎日のケアが重要となります。
歯磨きだけでは落としきれない汚れや菌を、殺菌効果の高いリステリンでしっかりとケアしていくとよいでしょう。
監修医
尾上 剛先生
ごうデンタルクリニック 院長
経歴
出身校:神奈川歯科大学
卒業年月日:2009年3月
2010年 新潟大学付属医歯学総合病院 勤務
2011年 神奈川歯科大学付属横浜クリニック 入局
2013年 斉藤歯科クリニック 院長就任