唇がすぐにガサガサになる理由は?リップエステの効果と種類

唇がすぐにガサガサになる理由は?リップエステの効果と種類

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リップクリームを塗り自宅でケアしているにも関わらずなぜ唇はガサガサになりやすいのでしょう。
これを読めば、ダメージを受けやすい理由に納得…今まで知らなかった本当の理由が分かります。

そのダメージを緩和させるためリップエステを取り入れてみてはどうでしょうか。まだまだ一般には知られていないリップエステを歯医者さんやエステサロンで行うことで、唇が血色良くふっくらとしていきます。もう笑った時にピキッと唇が切れることもなくなるかもしれませんよ。

この記事の目次

1.リップエステとは?

リップエステとは唇に溜まった古い角質を剥がしその代謝を促すケア方法です。それとともに、唇の潤いパックやケアをしてもらうことで乾燥を予防します。リップエステは費用もそこまでかからず短期間で施術出来るので最近注目されているケア方法です。

また、あまり知られていませんが唇というのは顔の皮膚の中でも繊細です。唇の特徴を見てみましょう

~唇の特徴~

・角質層が薄いため保水力がない
・薄い粘膜が張られている
・皮脂腺がほとんどない
・汗腺がない
・メラニンを作るメラノ細胞がない

この通り、唇は普通の肌とだいぶ違います。
唇というのはその構造が粘膜に極めて近く角質層が薄いという特徴があります。そして、皮脂腺・汗線がほとんどないということは皮脂や汗によって守られないので乾燥しやすく保水力がありません。それに加え、メラノ細胞がないため紫外線を浴びてもメラニンが作られません。メラニンが作られないと聞くと良いイメージがありますが、そのことにより紫外線の悪い面をまともに食らって表皮がダメージを受けてしまいます。

上記のことから、唇というのは少しの刺激で乾燥しやすくガサガサしてしまうデリケートなパーツということが分かると思います。

専門家によって施術をしてもらう『リップエステ』を行うことで乾燥しやすい唇をケアだけでなく、唇に溜まった古い角質を剥がしその代謝を促すことが出来るのです。

 

2.リップエステはどこで出来るの?

2-1 歯医者さん

歯医者さんの場合、普通の歯医者さんに項目が設けられているというよりは、歯をキレイにする美容診療の中に『リップエステ』というメニューがあることが多いです。歯を美しくするだけでなく『口元周辺も含めてキレイになる』という目的があります。歯医者さんで歯の治療をした人が、リップエステの施術を知って試すような流れとなっています。

2-2 エステサロン

エステサロンでは体や顔のエステの項目とともに『リップエステ』というメニューがあることが多いです。唇の乾燥が気になっていたお客さんが、体や顔のエステと一緒にリップエステの施術を受けるような流れがあります。

2-3 デンタルサロン

セルフホワイトニングなどを行っているデンタルサロンではホワイトニングなどの項目とともに『リップエステ』というメニューがあることが多いです。唇の乾燥が気になっていたお客さんが、口元のエステやセルフホワイトニングと一緒にリップエステの施術を受けるような流れがあります。

まだまだ一般的にリップエステは普及てしいないですが、雑誌などで取り上げられたことから日本でも扱う歯医者さんやサロンが増えてきました。

一見どこで行っても同じように感じますが、口元のマッサージなどは口腔内や口元の構造が分かっている。

3.リップエステの種類とその効果

リップエステ

以下は全てサロンや歯医者さんで出来るリップエステの種類です。

3-1 ピーリング

穏やかな薬剤を用いて長年唇に溜まってしまった老廃物を取り除きます。サロンによっては超音波を使って汚れをより浮き上がらせる超音波ピーリングを行うところもあります。

~効果~

色素沈着してくすんだ唇を本来の色に戻していきます。老廃物を取り除くことでその次に行うパックの成分などが浸透しやすくなる効果もあります。

3-2 マッサージ

専用の薬剤やジェルを用いて口元、唇のマッサージをすることでリップエステを行います。使用するジェルは歯医者さんやサロンによって様々ですが、例えばプラセンタ、ヒアルロン酸、またはビタミンCやビタミンBなどが配合されています。どれも化粧品などに配合されるような体に優しい成分ですので安心して施術が受けられます。

~効果~

くすみがある唇や血色の悪い唇をマッサージの刺激により血色の良いツヤのある質感へと導いていきます。

リップエステ

3-3 パック

美容液やクリームなどを乗せてパックしつつ保湿をするケア方法です。配合されている成分は歯医者さんやサロンによって様々ですが、ペプチド、セラミド、プラセンタ、ヒアルロン酸、ビタミンCなどです。そのまま数分置いて浸透させます。

~効果~

唇に潤いを与えます。皮脂膜を作れない唇に対して表面にバリアを張って保湿をすることで、水分や有効成分を逃がさないようにします。

3-4 専用の機器を使った施術

唇専用のエステ機器やイオン導入を用いて専用のジェルの浸透を良くする施術もあります。機器をただ当てる時もあれば、唇専用のライティングマシーンで熱を加えることもあります。サロンによって異なりますがプラセンタ、ヒアルロン酸、またはビタミンCやビタミンBなどが配合されたジェルを用います。これらのジェルを塗った後に機器を使って浸透させます。

指示語が多く、前後関係がわかりづらい印象です。具体的に名詞を出して書いていただくか、文の前後を入れ替えて指示語を使わずに済むように変えていただけますと幸いです。

例:機器や方法はサロンによって異なりますが、施術の際にはプラセンタ、ヒアルロン酸、またはビタミンCやビタミンBなどが配合されたジェルが使われます。ジェルを塗る前、もしくは塗った後に機器を用いて施術を行うという流れです。

~効果~

普通に美容液やジェルを乗せるより機器を使うことで浸透性を高める効果が期待できます。美容成分が浸透したことにより唇がふっくら潤いのあるように見えます。

4.代表的なリップエステの流れ

STEP1 クレンジングもしくはピーリング 

薬剤やジェルを使って表面に残っている汚れ、老廃物を取り除きます。


STEP2 マッサージ

プラセンタなど専用の薬剤やジェルを用いて唇、顎、ほうれい線などのマッサージをしていきます。唇の色を鮮やかにする以外に口元の血行が良くなる作用もあります。


STEP3 浸透

マッサージの後は美容液やクリームなどを乗せて5分~10分ほど置きます。これにより成分を浸透させていきます。

リップエステはサロンや歯医者さんによって施術内容や流れが様々です。クレンジングはせずに、パックからはじまるようなサロンなどもあります。またこのほかに唇専用のエステ機器やイオン導入を用いて薬剤の浸透を高めたり早める方法を取るサロンもあります。

5.リップエステとそのほかの施術比較

リップエステとそのほかの施術を比較してみましょう。以下の表を見てみてください。

ヒアルロン酸注射、もしくは美容整形外科手術の治療後は、ふっくらした唇になるという変化は大きいのですが、費用もリスクも大きいというデメリットがあります。内出血や腫れ、痛みなどのダウンタイムも起こります。特に美容外科手術はメスを入れるためダウンタイムが大きく腫れや内出血が起こっている間は外出出来ない、人に見せられないなどのリスクもあります。一方、リップエステは低価格な分、そのようなリスクが少ないため気軽に受けられる施術なのです。

6.まとめ

リップエステはプチ整形や美容外科手術と比べても比較的穏やかに作用する施術です。
腫れや痛みがなく安心して続けることが出来ます。

まだまだ知られていなく、どこに行っていいか分からない人も多いのではないでしょうか。施術内容によっても違いますが、もしマッサージなどをしてもらいたい場合は口元や顔の構造に詳しい歯科医などの専門家に相談してみてはどうでしょう。歯医者さんであれば唇のエステだけでなく口周辺のことは全て診てくれます。
この記事を見てどこで行うか判断材料にしてくださいね。

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監修医小川隆介先生

後楽園デンタルオフィス 院長

■院長経歴
2005年 日本歯科大学 卒業
2005~2006年 東京医科歯科大学摂食機能構築学 医員
2007~2011年 東京都内歯科医院 副院長
2011年 後楽園デンタルオフィス 院長就任
現在に至る

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