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みんながうなずく…矯正あるある!

痛い!

よく言われる矯正治療中のお悩みが、やはり「痛み」です。痛みの感じ方は人によって違うものの、以下のような場合に痛みが出ることが多いでしょう。

・装置を調整してもらうとき
・食べ物を噛むとき
・装置がお口のなかの粘膜にあたるとき
・装置があたったところが口内炎になったとき
・マウスピースを外したとき

また、痛み止めを飲んだのに痛みがなかなか引かなかった…という意見も聞きます。2-1の予防・対処法で詳しく触れますが、痛み止めは飲んで効き始めるまでに時間がかかるものと覚えておきましょう。

柔らかいものを食べるようになる

とにかく痛みがひどい場合、もしくは硬いものを噛むと痛みがでる場合には柔らかい食べものが恋しくなります。
例えば、豆腐やゼリーやヨーグルトなどなるべく噛み応えがないほうが負担がかかりづらく楽でしょう。
しかし、ときには柔らかい食べものさえも噛むことが辛いことがあります。その場合はスープなどで空腹をしのぐと良いかもしれませんね。
また、冷たいものを食べることで知覚過敏のような刺激を感じる人もいます。アイスや氷入りの飲みものは控えることで刺激を抑えることができますよ。

食べたいという気持ちがわかなくなる

噛むと痛みが出る場合、食事をすることそのものが苦痛になり、「食べたい」という気持ちが薄れていくという人も多く見られます。そのため、必然的に食事の回数や量が減ることにつながっていきます。

装置に食べものがつまる

歯の表面に矯正装置をつけていると、その装置に食べものが引っかかりやすいです。食事が終わった後に鏡でチェックしなければいけません。放置していると、いろいろな食べ物が絡まり見た目的に汚くなっていることがあります。
特に以下の食べ物はうがいをしても落としづらいので要注意ですね。

・ごまあえ
・ひじき
・繊維質の野菜
・お米
・ブロッコリー
・ガムやキャラメル
・ひき肉

歯磨きに時間がかかる

矯正装置があると歯ブラシが隅々まで届きづらいです。装置にも汚れが付きやすいので時間をかけて歯磨きをする必要があります。
矯正中に用いるケアグッズは、歯医者さんによって推奨しているものが違います。例えば専用の歯ブラシを用いるところもあればワンタフトブラシやデンタルフロス、もしくは歯間ブラシや普通の歯ブラシを用いてキレイにすることもあります。
人によっては使い慣れていないアイテムもあると思いますので、使い方の説明はしっかり受けるようにしましょう。

食事会に行きたくなくなる

食べると矯正装置に食べものが挟まる、痛みが出るなどの理由から、食事会や飲み会やデートなどに行くのをためらってしまう…という人もいます。

こういった食事面でのデメリットを避けたいかたの場合、マウスピース矯正であれば、食事中は透明な装置を取り外しますのでそのような心配はありません。食事中の見た目が気になる人はマウスピース矯正にすることで気兼ねなく食事を楽しめます。

痩せる

矯正によって痛みがでた場合、食欲が落ちやすくなります。もしくは、間食をするとその都度歯磨きをしないと食べかすがとれないのでそれが面倒で食べる頻度が減ったという人もいます。
その結果、カロリー摂取量が減って体重が落ちるのです。すべての人がそうだとはいい切れませんが、矯正をしたことによってダイエットにつながります。
ただ、痛みがなくなってくると食欲が元通りになり、リバウンドしてしまうことも少なくありません。

滑舌が悪くなる

矯正装置がお口の粘膜や歯茎や舌などにあたることで滑舌が悪くなることがあります。特に歯の裏側に装置をつける裏側矯正は、話すときに舌が動かしづらいのでいわゆる、「舌たらず」のようなしゃべりかたになりやすいです。
特に前歯に舌をあてるタ行、ナ行、ラ行などが発音しづらいとされていますが数週間も経てば慣れてきます。舌の動かしかたやお口のなかの大きさによって滑舌の悪さが改善しないこともあるのでその場合は歯医者さんに相談してみてください。

他の人の口元が気になる

自分が歯の矯正をしていると歯のことを意識することが多いせいか、他の人の歯の状態も気になります。歯並びや色や形などさまざまなことが気になってくるでしょう。特に矯正をしている人には親近感を抱きやすいです。

自分の口元に視線を感じる

ワイヤー矯正をしていると笑ったときや話しているときに人からの視線が気になるようになります。そのため、上手く笑えなかったり、口元を手でおおうような笑いかたをしてしまったりもします。

歯が戻ってしまう

一般的に矯正が終わった後、歯の後戻りを防ぐためにリテーナーを付けます。それを怠った場合、歯が後戻りしやすいです。また、マウスピース矯正などでしばらくマウスピースを装着し忘れていると歯が元の位置に戻ろうとします。最悪の場合、治療が続けられなかったり再治療をしなければいけなかったりしますので気を付けてくださいね。
また、矯正治療が終わった後に親知らずが生えることで後戻りしてしまいます。他にも以下のような悪習慣があると歯が後戻りしやすくなりますので気をつけてください。

・頬杖をつく
・片側の顎で噛む
・うつぶせ寝や横向き寝をする
・舌で歯を押すクセがある

口紅が装置につく

笑ったときなど、口紅が歯や矯正装置に付きやすいです。特に鮮やかな色のものは装置に付くと目立つので気をつけなければいけませんね。

あくびで顎間ゴムが切れる

あくびなどで大きく口を開けると顎間ゴム(がくかんゴム)が切れることがあります。顎間ゴムとは矯正の際に用いるゴムのことで、上の歯と下の歯にかけることで正しい位置に動かしていくものです。
あくびなどをするときは、小さく口を開けるようにして、ゴムが切れないように気をつけましょう。

顎間ゴムをかけるのを忘れる

顎間ゴムは取り外すことができるので、ついつい付け忘れてしまうことがあります。付け忘れが多くなると正しい位置に歯が移動していきません。また、同じゴムを使い続けると伸びてしまって歯に圧力がかからなくなりますので、歯医者さんで指示されたとおりに交換することが大事です。

うがいをすると「かす」がたくさん出る

歯磨きの際、うがいをすると矯正器具に詰まった食べかすがたくさん出てきやすくなります。それが恥ずかしく、ランチの後などの歯みがきを他の人に見られたくないという意見もあります。

笑ったときにしゃくれて見える

特に下の歯の表側に装置を付けていると笑ったときに唇が前に出てしまい、しゃくれているように見えることがあります。

矯正治療中のトラブル予防・対処法

痛み止めを持ち歩く

矯正治療中は、普段から痛み止めを持ち歩いておくのがおすすめです。例えばマウスピース矯正では、マウスピースを外すことで痛みが出ることもあり、食事の際はマウスピースを外す必要があるので、いつ痛みが出てもおかしくありません。
歯医者さんで処方されたものならもちろんそれを飲めば良いのですが、市販でも歯の痛みに対応している薬はあります。どれにしようか迷った場合には、薬局の薬剤師さんに相談してみてくださいね。
また、1章でも少し触れましたが、一般的な痛み止めは飲んで効き始めるまでに15分~60分ほどかかります。そのため、痛みを感じてからではなく、なるべく早めに飲んでおくことが大切です。

手鏡やようじを持ち歩く

ワイヤー矯正など歯の表面に装置が付いている場合、食事をすると、細かい食べかすが引っかかってしまいます。
化粧室に行ってサッとチェックできるように手鏡とようじは持っておくと便利ですよ。

落ちにくい口紅を塗る

最近では、ティントリップのような1度つけると落ちにくいリップ(口紅)もあります。唇の表面のみに色を乗せる従来の口紅と異なり、唇の角質層を色素で染めるようなアイテムです。
中にはジェル状のパックを唇に乗せ、しばらくして剥がすと色が付くようなものもあります。半日ほど色が持ちますし、まるで唇の内側から発色しているような自然な質感です。
上手く使えば矯正装置に口紅がベットリ付くことも避けられるでしょう。

忘れないようにアラームをかける

ついつい矯正のマウスピースや顎間ゴムを付け忘れてしまう人は携帯のアラームをかけておいたり携帯スケジュールにメモしておいたりしましょう。朝起きて出かけるときに装着したいなら、朝の時間にアラームやスケジュール通知機能をかけておくのがおすすめです。

調整をする日の直後に予定を入れない

上で記述したとおり、ワイヤー矯正の装置を調整した後や、マウスピースを交換した後などは痛みが出やすいです。そのため、その1日~3日後はあまり予定をいれないほうが良いですね。
もし食事会などの予定をいれてしまうと痛みが気になって楽しめないこともありますので、うまく調整するようにしましょう。

まとめ

矯正治療をするとさまざまな「あるある」が出てきます。もちろん良いこともありますが、痛みや不自由なことなどネガティブな面も多くありますよね。
ネガティブな面があるとそちらにどうしてもとらわれてしまい、矯正治療を続けたくなくなってしまうことも少なくありません。
そんなときは、ポジティブな面を考えることで上手く矯正治療を付きあっていくのがおすすめです。例えば、痛みが出て食べられないことはデメリットですが、その反対に食欲が落ち、結果的にダイエットにもなるのは嬉しいポイントです。
また、装置を付けていると歯磨きに時間がかかるのですが、そのおかげで普段よりも丁寧に歯を磨くようになるかもしれません。虫歯になっていないか毎日気をつけてチェックする習慣がつくことで、矯正治療後の歯の健康にも繋がります。
そして何よりも、矯正治療後には、あなたの素敵な笑顔が待っています。
矯正治療は、最もコスパの良い美容整形ともいわれるほど、お顔の印象を大きく変える可能性を秘めた施術です。
きっと治療後には、鏡を見るたびに「矯正治療をしておいてよかった」と思えることでしょう。
良い面に目を向けることで、矯正治療を楽しんで続けることができます。なにごとも心持ちは大事です!ぜひトライしてみてくださいね。

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2022-08-16T14:35:57+00:00