- 治療内容
- 小児歯科
以前子供の虫歯治療に行きました。レントゲンなどの検査をすべてした後に、手が足りないので治療はできないと言われました。新店舗だったので、スタッフが揃っていないのかな、と思いますが、それであればレントゲン検査などをする前に言って欲しかったです。結局検査費用はすべて支払い他の病院を紹介していただきました。結局紹介していただいた病院でも同じように検査し費用を支払う、というところからスタートしました。あのときのことが未だに忘れることが出来ずとても残念な気持ちです。
医院返信
小児につきましては、すぐに治療に応じてくれる子と治療に対して非協力的な子がいます。あまりにも痛みがある時は痛みを取ることが第一になるので、少々無理にでも治療を行うこともありますがその後の継続治療が困難になる事が多々あります。その為、当院では、非協力的な子については数回、来院して頂きトレーニングを行い、その後協力を得られるようになってから痛みのない治療から行います。その後、協力をしっかりと得られるようになってから麻酔等を使った治療を行っていきます。その為、治療箇所が多いとそれだけ治療期間も長くなります。一方で、トレーニング後も協力を得られない稀なケースでは、拘束器具を用いての治療はPTSDになる恐れもありますので当院では行わず、大学病院や専門医のいる歯科医院での治療をお願いする事があります。しかしトレーニングだけでも数回の来院を要します。この稀な私どもに非協力的なお子様のケースの中では、口腔ケアに関して保護者様に対してもお子様は非協力的な事がほとんどです。その中で、レントゲンや検査などの結果、口腔内が虫歯で崩壊して食べるのも困難な状態のお子様がごく一部でいらっしゃいます。お子様の事を第一に思いますと通常通りのトレーニングを行いながら治療を行うよりも、私どもは機能回復の事を第一に考えます。その為、専門の医療機関で全身麻酔の下、意識のない状態でいっきに治療を終わらせ機能回復をはかって頂いて、その後のケアについては当院でしっかりとバックアップさせて頂くようにお願いしてます。
残念な気持ちを与えてしまいましたのは、私どもの不徳の致すところではありますが、当院としましては今後も大人だけでなく地域の小児歯科医療にたいしても、今とかわらず全力で貢献していくつもりです。今回この様に私どもの小児歯科医療に関する考え等を述べる機会を頂きありがとう御座いましまた。