皆さまにとって身近なお口のトラブルといえば、口臭や歯周病が挙げられるかと思います。当院ではそれらの原因を分析し、数値で見える状態にしてから治療を行います。
例えば歯周病は、お口の中の特定の菌が出す毒素が原因です。そのため、どの菌が原因となっているのかを調べる必要があります。実際に患者さまの唾液を位相差顕微鏡で見てみると様々な細菌類が動いているのを見ることができます。このように歯周病の原因となる菌の有無や種類を確認し、その原因菌をお口の中から取り除く治療法を提案しており、早い方だと2週間程度で唾液の変化が目で見てわかるほどになります。
また、口臭と一口に言っても生理的口臭や病的口臭など複数の種類があり、治療が必要な病的口臭に関しても硫化水素やメチルメルカプタンによるものなど原因が異なります。そのため、歯周病と同じように何が原因の口臭なのかを測定し、舌みがきの指導や歯周ポケットのクリーニングを行っています。
大切なことは、原因を特定することとそれを患者さま自身にお伝えすることです。そうすることで、患者さま自身も治療に意味を感じていただきながら通院していただけると考え、体制を整えています。
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歯周病の原因は、ブラッシングのやり方が良くないことや体質的に歯周病になりやすい、遺伝的なものであるなど色々と理由を挙げる方がいらっしゃいます。ですが、これを一言で言うとすれば全ての原因は細菌にあるのです。
歯周病を治療させるには、お口の中の悪い菌を無くすしか方法はないのです。一時的に細菌を減らすだけではなく、継続的に健康な状態を保つことが大切です。当院では口内細菌の分析と除去には注力しています。長く歯周病に悩まれている方はぜひ一度、来院いただければと思います。
歯周病は、病状の進行状態や程度は患者さま一人ひとり異なります。当院ではお口の中の菌の数、種類を顕微鏡(けんびきょう)によって、入念に観察して分析いたします。菌が繁殖するようになった原因を突き止めます。そしてどうすればお口の中から細菌を除去できるのかを患者さまにお伝えしながら治療を進めていきます。
歯周病や糖尿病には因果関係があると言われています。例えば歯周病によって歯肉から出る炎症性物質は、インスリンの働きの妨げになります。インスリンには血糖をコントロールする働きがあります。つまり歯周病が糖尿病の発症や、悪化の原因になってしまうことは十分あるのです。お口の中を健康な状態に保つことは、全身の健康の維持や促進に深く関わるのです。大きな病に発展する前に、早い段階で診療を受けていただくことを、当院ではおすすめしています。
投稿者さんの口コミ (50代/女性)
2020年1月 投稿
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